僕らのホグワーツ青春譚 (ページ22)

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No.21 ページ22

No side

夕食の時間、休暇明けで大広間はいつもより賑わっていた

「久しぶりね！」

「クリスマスカードありがとう！」

「会いたかったー！」

などの声が聞こえてくる

リリー「Aとの夕食も久しぶりね、」

『ねー、あっ、お肉美味しそう、、、』

リリーとテーブルにつくA。するとAの向かいに

リーマス「A、、、とエバンズ、ここいいかな？」

途端にリリーは少しムッとしては

リリー「あなたが座ったらポッターやブラックも来るでしょう？私はあの人達と近くで夕食を食べるのは嫌よ」

ものすごく遠回しに伝える「そこに座るな」という意思。実際リリーはクリスマス休暇前からAを度々独占するリーマスを少しながら敵対視していた

リーマス「Aはいいかな？」

めげないリーマス

『私はリリーとリーマスがいいならいいけど、』

幸せそうにステーキを頬張りながらそう言うA。コイツは今目の前にある飯のことしか頭にない

リリー「、、、、、」

リーマス「、、、、、、」

バチバチと睨むわけでもない目線でバトる二人

リーマス「ありがとうA、」

ガタ、と椅子を引いて座るリーマス。この男、したたかである

リリー「A、休暇中はどうだった？あの二人は残ってたみたいだけど何かされた？」

『大丈夫だよ？黒髪とは関わってないし〜、じぇ、』

そこで言いとどまったA、ここでジェームズのことを話していいのか？と思った

リーマス「あの二人には僕からも注意するよ、止められるかはわからないけど、、、ごめん、エバンズも」

リリー「あなたが気にすることはないけど、、、」

別に嫌いなわけではないので普通に会話はできるリリー

『(ジェームズのこと言ってもいいのかな、、？いや隠す理由もないか、、)』

『ねぇリリー、、、』

ジェームズ「リーマス！先に行ってたのかい？！」

ジェームズに遮られたA

リリーにも有無を言わさず、すかさずリリーの向かいに座るジェームズ。その隣にピーターやシリウスも座る

未だ肉を頬張りながらふらふらと目線を動かしていたAがジェームズと目が合ったその瞬間、二人の思考はリンクした

((私／僕、まだこいつにリボン／眼鏡返してもらってない！！！！))