僕らのホグワーツ青春譚 (ページ17)

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No.16 ページ17

リーマス side

彼女は多分、味方がひとり隣にいるだけで何百倍も強くなれるタイプなんだと思う

エバンズやスネイプがいい例だと思う

逆に言えば、ひとりでいるだけで本来の何千倍も弱くなってしまうタイプなんだ

リーマス「A？」

泣いているAと焦っているジェームズとシリウス

知っている姿が見えたから来てみればこれだ、

リーマス「A？どうしたの？また泣いちゃったの？」

『リーマス〜！！リリーに見せる羊皮紙全部燃やされた！！』

涙目ながらも怒り心頭でそう言うA

リーマス「A、エバンズなら談話室で元気そうにしてたよ？もう回復したみたいで、Aのことも探してた」

『ほんと！？リリーのところ行かなきゃ！あっ、でも授業、、、』

リーマス「今日の授業内容なら僕が後で見せるから、もうすぐ夕食にもなるし、」

『じゃあ行ってくる』

＊

リーマス「どうしてふたりともあんなことするの？」

困ったようにふたりを見て言うリーマス

ジェームズ「そんなことよりリーマス！いつ仲良くなったんだ！？」

リーマス「少なくともAを泣かすジェームズには関係ないかな、」

あしらうように笑っては

リーマス「ただ僕は、ジェームズとシリウスよりAのことを嫌いじゃないだけだよ？」

と言った

「「、、、、、」」

拗ねるように、前を歩いているリーマスをじっと見つめるふたり