僕らのホグワーツ青春譚 (ページ14)

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No.13 ページ14

No side

リリー「おはようA、、ってA？」

リリーが起きた時刻にはもう支度をし終えているAが今日はまだベッドにいる

リリー「どうしたのA？」

『ん〜、発熱と咳がひどい〜、、、』

十二月近くの外の風をびしょ濡れで数分浴びていたのだから当たり前である

リリー「、、、風邪ね、マクゴナガル先生に伝えておくわ、朝ご飯持ってくるけど、何がいい？」

『食欲ないや〜、あ、あとそこのセーターさ、リーマスに返してくれない？』

セーター、綺麗にハンガーにかけられたセーター

昨日、勉強した後別れる前は着てなかったのに、返ってきたら着てたセーター

リリー「ルーピンのだったの？！」

『うーん、、、そうなんだけど、、、、』

ここでまさかのA・A発熱によりダウン

リリーはとりあえず仕方なくひとりで食堂へ向かった。もちろんセーターは持っていない

リリー(やっぱり返すならAが直接の方がいいわよね、)

リリー(、、、、、、Aとルーピンって仲良かったかしら)

やっぱり女の子のリリー、気になって気になって仕方ないようだった

＊

ジェームズ「おはようエバンズ！僕の女神は今日も世界一美しいね！」

リリー「ポッター、あっち行ってちょうだい」

シリウス「ジェームズのやつまたやってら、」

食堂でリリーを見かけたジェームズは真っ先に声をかけにいったが、リーマスは

リーマス(エバンズがいるのにAがいない、、、)

Aを探してはきょろきょろと辺りを見ていた。それに気づいたリリーがリーマスのもとへ駆け寄り

リリー「ルーピン！おはよう、Aのことなんだけど、、、」

ジェームズ「エバンズ！？リーマス！抜け駆けか？！」

リーマス「ジェームズってば、そんなんじゃないよ、」

リリー「ポッターは黙っていて、関係ないから」

リリー「それで、Aは今日風邪ひいちゃったみたいで、セーターもルーピンに返さなきゃって言ってたわ」

リーマス「風邪？やっぱりか、、、セーターならいつでもいいよって伝えておいて、」

それに頷くとリリーは辺りを見回しては口元に手を持ってきて小さな声で

リリー「Aとどういう関係なの？私はルーピンのこと応援するわ！」

リーマス「えっ？！い、いや、別にまだそんなんじゃないよ！」

リリー「頑張ってね！」

リーマス「だから違うって！」