第27球目 ページ29
No side
Aがモブである遊木先輩に伝書鳩を頼まれていた頃
「「「あざしたーっ!」」」
バレー部の各チームもミーティングを終え、着替えて玄関へ向かっていた
その時校庭側から向かってきたのは
サッカー部であった
お互いびっくりしたように立ち止まったかと思えば睨み合う
木兎「あかーし?なんか今日こえー目してるけど?」
赤葦「木兎さんには関係ないですよ、Aと碌に会話できない木兎さんには」
木兎「なっひどい!!木葉!あかーしがなんか今日こわい!」
木葉「いや実際その通りだろ、お前、うるさいから存在認知してもらってるようなもんじゃん?」
木兎「これから仲良くなるだけだ!!」
.
潔「雪宮?なんか今日あった?」
雪宮「ん?なんにもないよ?」
潔「お、おう、、、ならいいや」
中でも今日一段とバトっていたのは、雪宮と赤葦だった
数秒睨み合って、バレー部はシラーっと目を逸らして靴箱へ向かった
サッカー部もそれに合わせて撤退
男の世界はよくわからん
各々が一緒に帰ろうだの寄り道しようだの話している時、孤爪研磨がおもむろにつぶやいた
孤爪「、、、あ、Aだ」
案外その声は響いて、駄弁っていたサッカー部バレー部男子があたりを見ると
ちょうどAが階段を降りてきたところであった
すると
『あ!!夜久先輩待って!!!』
大声でAがそう叫び皆が夜久の方を見る
控えめに駆け寄ってくるA
『(夜久先輩に会えるのは嬉しい!でも!そっこーで夜久先輩に渡してあのバレー部&サッカー部の大群を駆け抜けて帰る!帰る帰る帰る!!)』
『や、夜久先輩、これ遊木先輩からです。係の仕事がどうとかで、、、』
夜久「ん、あぁ、ありがとな!」
『いえ、じゃあA帰りますね』
夜久「1人でか?送ってくぞ?春先とはいえまだ暗いし」
『だ、大丈夫です!ほんと、大丈夫なので!』
「Aは俺と帰るもんな!」
夜久とは反対側から声がしたと思えば
『み、かげ先輩、、、って御影先輩と帰る気もないです!』
夜久「誰だお前、てか今は
身長差、夜久、、、、約20センチの戦いが幕を開けた気がした
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宇井 - めちゃおもろいです!センス全くないですが、お名前考えて見ました!赤根ちゃんは赤根望悠(みゆ)、瀬尾先輩は瀬尾麗(れい)、遊木先輩は遊木一澄(かずき)、佐瀬先輩は佐瀬隼斗(隼斗)なんてどうでしょうか、!!センスは見なかったことにしていただけると…、応援してます! (1月15日 23時) (レス) @page38 id: 240ca8bf2b (このIDを非表示/違反報告)
H - とても面白くてすぐに読み終わってしまいました。どっちも好きなアニメなのでとても良かったです!これからも更新頑張ってください。 (7月13日 4時) (レス) @page45 id: 6b8e5e4d75 (このIDを非表示/違反報告)
きらり(プロフ) - れなさん» 嬉しいです!更新頑張れます!! (5月12日 7時) (レス) id: 5a14ee57e0 (このIDを非表示/違反報告)
きらり(プロフ) - ぴっぴさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (5月12日 7時) (レス) id: 5a14ee57e0 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 最高です、、とても好きです、、良ければ更新お願いします、、完結までついていかせてください、、 (5月12日 6時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きらり | 作成日時:2023年2月11日 21時