第20球目 ページ22
A side
久々に、幸せなお昼休みを過ごしています
というのも、自分は今、癒しの権化のような氷織先輩とお話ししているからです
『それでっ!聞いてくださいよ先輩!サッカー部の良心はほんとにごく僅かですね!』
氷織「ふふ、Aちゃんには申し訳ないわぁ、あん時僕もAちゃんがおることばっかで、サンダルだなんて気ぃつかんかったわ」
『氷織先輩見えなかったので奥にいたんじゃないですか?ていうか先輩は悪くないですよ〜』
氷織「ん、Aちゃんがマネになってくれたら嬉しいけど、楽しそうに帰るAちゃんのがらしくてえぇと僕は思うんやけどなぁ」
『マネージャーはやる気ないですね〜』
やっぱ、先輩後輩ってこういうものじゃないの?
先輩が圧力をかけて鬼ごっこ始めたり体育館連行したり見学強制するような関係性ではないじゃん?
するともう1人の癒しが
「おっ、いたいた、A〜!!」
名前を呼ばれて振り返ると、色素の薄い灰色の髪、人懐っこい爽やかな笑顔
『スガ先輩!』
菅原「A!昨日、バレー部がちょっとサッカー部とやりあった、って聞いてまたAに迷惑かけたのかと思って会いにきたべ!」
氷織「Aちゃん、先輩?」
菅原「ん?」
笑顔で数秒見つめ合う2人
喧嘩をしないというだけでありがたみがもうマリアナ海溝の如く深さだ
『バレー部の菅原先輩!すっごいいい人だし、仲良くなれると思う!』
キョトン、というような顔をして、スガ先輩を見る氷織先輩
氷織「、、、、、菅原先輩?よろしゅうねがいます、2年、」
菅原「2年サッカー部の氷織羊くん、だよな?よろしく!」
被せ気味に言ったスガ先輩
『ん、知ってるんですか?スガ先輩』
菅原「ああ、去年、今の2年が入ってきた時に「サッカー部に可愛い子が入ってきた」ってちょっと話題になったんだよな〜」
『へぇ〜、氷織先輩、可愛い顔してますもんね!』
氷織「僕はAちゃんのが可愛いとおもうけどなぁ」
すると
菅原「A〜、俺は?」
瞳をキラキラと輝かせ、ぶりっ子ポーズをして顔を覗き込んできたスガ先輩
『、、、ふふっ、スガ先輩も可愛いですよ!』
菅原「ってそうそう!バレー部も見にきて欲しいべ!Aが来ると清水も谷地さんも喜ぶし、」
『はっ!あの2人がいるなら、、!』
そんなこんなで2人は用事があるようで各々別の場所へ向かっていった
347人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宇井 - めちゃおもろいです!センス全くないですが、お名前考えて見ました!赤根ちゃんは赤根望悠(みゆ)、瀬尾先輩は瀬尾麗(れい)、遊木先輩は遊木一澄(かずき)、佐瀬先輩は佐瀬隼斗(隼斗)なんてどうでしょうか、!!センスは見なかったことにしていただけると…、応援してます! (1月15日 23時) (レス) @page38 id: 240ca8bf2b (このIDを非表示/違反報告)
H - とても面白くてすぐに読み終わってしまいました。どっちも好きなアニメなのでとても良かったです!これからも更新頑張ってください。 (7月13日 4時) (レス) @page45 id: 6b8e5e4d75 (このIDを非表示/違反報告)
きらり(プロフ) - れなさん» 嬉しいです!更新頑張れます!! (5月12日 7時) (レス) id: 5a14ee57e0 (このIDを非表示/違反報告)
きらり(プロフ) - ぴっぴさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (5月12日 7時) (レス) id: 5a14ee57e0 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 最高です、、とても好きです、、良ければ更新お願いします、、完結までついていかせてください、、 (5月12日 6時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きらり | 作成日時:2023年2月11日 21時