アイドル科の愛され男子。 (ページ20)

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お兄ちゃんページ20

なみside

『ただいま』

これからお兄ちゃんになる人が帰ってきた。

私を助けてくれた人だ。

母「学校から連絡あったけどもう治ってそうだねぇ」

『血も止まったし、触らなければ大丈夫だと思う』

なみ「お母さん?」

母「ママでいいんだよ～」

『家で引き取ることになったの?』

父「あぁ。親戚もいないらしいんだ。」

『ふーん』

…嫌なのかな。

なんも言わないお兄ちゃんは急にしゃがんで目を合わせてきた

『いらっしゃい。女の子の扱いよく分からないから嫌なことあったら言ってね。これからよろしく』

なみ「よ、よろしくお願いします!!!」

『緊張しないで?君の家なんだから』

母「お父さん大変!!!Aがお兄ちゃんしてる!!!」

父「本当か!!よかったよかった」泣

お兄ちゃんのお部屋行ってきたら？と言われてお兄ちゃんについて行く

『なんもないよ？』

なみ「これ好きなの?」

『うん。流星隊って言ってね、みんなを守る正義のヒーローなんだ』

飾ってある写真をみて聞くとそう言われた

『7歳だから小学生か』

なみ「小学二年生!!」

母「明日、小学校まで迎えに行って帰ってきてね」

『了解』

母「それと守沢くん来てるわよ」

嬉しそうに飛んでいったお兄ちゃんはきっと守沢くん?が好きなんだと思う