18話 ページ20
「すぅ…すぅ…すぅ…」
規則正しい寝息が聞こえてくる。この部屋の主は、まだ眠っているようだ。
【ピピピッピピピッピピp((ポチッ】
静寂をぶち壊すように鳴り響く目覚まし時計。それを手探りで止めながら、カルナは目を覚ます
「…ん〜……今何時…？」
そう言うとカルナはすぐに目覚まし時計を手に取り時刻を見た。
〜8:00〜
嘘…！ ８時…！？私7時には目覚ましかけたのに…！
やばい！早く行かないと本当に地獄にたたき落とされる！
そう言うとカルナはベットから飛び降りて、急いで制服に着替えてカバンを持ち玄関に向かい
外に飛び出て玄関に鍵をかけて駅に向かって走る。
が
残念な事に椚々丘駅に向かう電車はもう出てしまっているし、
次の電車は30分は待たないと行けない事に気付いた。
「どうしよ…………」
迷ってる間にも時間は過ぎていく。
そう思いカルナは思い切って走って行く事にした。
が、ここから椚々丘まで行くには結構距離がある。ましてはE組は山奥だ。
かれこれ1時間30分はかかるだろう。しかしカルナは遅れると命が危ない。
死ぬ気で行くしかない！そう思いカルナは全力で走り出した
〜E組〜
数十分前までは静かだった教室は、今ではガヤガヤと騒がしい。
「渚ーカルナさん知らない？」
「カルナさん？ 何か用でもあるの？」
「うん…実は昨日の帰り道でカルナさんの手帳落ちてて…。
今日渡そうとしたんだけど来てないなら仕方ないね…」
「まぁあいつのことだからどうせ遅刻だろ。後3分ぐらいでチャイムなるし」
杉野がそういうと調子にのった寺坂が大声で笑い出した。
「ハハハ！アイツはこのクラスの遅刻王だからな！」
「おま……それカルナに聞かれたらぼこされるぞ？」
「そうだよ、それに遅刻王って…カルナさんは女の子だよ？」
「いいんだよ！どうせあの不良野郎のことだ。そこら辺で喧嘩してんだろ。
それにあいつの何処が女だよ！！中身完全に男だろ！」
寺坂笑いながらそういった時、大きな音をたてて木造の扉が開いた。
皆が反射的に扉の方を見るとそこには…
「…へぇ〜寺坂ぁ…いい度胸してるねぇ…？」
何故か少しだけ息を切らせながらニコッとイタズラっ子の笑顔を浮かべているカルナがいた。
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えりな(プロフ) - わかりました！ぜひ行かせてもらいます！ (2015年9月5日 21時) (
レス) id: bb800a5396 (このIDを非表示/違反報告)
マルク - あと修理に出すので2週間ほど使えません。その時はここか私の作品の所で話しましょう！ (2015年9月3日 21時) (レス) id: 8f835b5c6f (このIDを非表示/違反報告)
えりな(プロフ) - マルクさん» フレンドですか！？私なんかで宜しいなら全然OKです！！ (2015年9月3日 7時) (レス) id: bb800a5396 (このIDを非表示/違反報告)
えりな(プロフ) - マルクさん» はい、そのとおりです。あんな駄作の事を知っていてもらえるとは感激です…！！ (2015年9月3日 7時) (レス) id: bb800a5396 (このIDを非表示/違反報告)
マルク - またもう１レス書かせてもらいます。私もフランが好きなので３ＤＳがあればフレンドになりませんか？ (2015年9月2日 22時) (レス) id: 8f835b5c6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えりな | 作者ホームページ：
作成日時：2015年2月18日 18時
