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「1人でいかせんの心配だから相葉さんに送ってってもらう」
「そんなの相葉さんに迷惑じゃない？」
「いいや、寧ろ送らせてくださいっつってたよ、電話で。
忘れてない？相葉さん貴方の大ファンだって」
「わ、忘れてはないけど……」
いくら私のファンでいてくださってるからって、
そんなのいいのかな……。
「…心配だったら電話する？」
和くんはそう言って私に相葉さんの連絡先が開かれている
携帯を手渡す。
うん………電話しておこう！
私は通話のボタンを押すと、携帯を耳に当てる。
『 はい、もしもし？ なに、ニノ？ 今更迎えやっぱ無し
とか言わないーー… 「あ、相葉さん。私です、Aです」
『ってAちゃんっっ！？ え、なんで！？ 』
相手が私だとわかった瞬間相葉さんの声が上ずった。
「すいません、いきなり。ただあの、今日智くんの迎え
来てくださるって聞いて」
『あ、あぁ、うん！！ 迎えに行くよ！ 何時がいい？』
「あの、ほんとにいいんですか？」
『うん。俺今日この後少しインタビューあるだけだから午後
暇なんだよね。
それにめっちゃ嬉しいんだよね、Aちゃんを送れるの！！
もちろんファンとして、ね！』
本当に嬉しそうに言う相葉さん。
ほんとに、いいんだ…いきなりの事なのに。
ちらっとかずくんを見ると、な？だから言っただろ？と
言わんばかりの自慢げな表情をしていた。
『んで、何時がいいかな？』
「あ、えっと……5時、くらいで、大丈夫ですか？」
『5時ね！了解！！ それじゃっ。また後でね！』
「はい、宜しくお願いします！」
そう言って電話を切って和くんに渡すと、彼は何もなかったかのように
ファンに座って、パンを食べ始めた。
ほんとになんでここまでしてくれて……気にかけてくれるんだろう。
私が共演者だから…？
………………って、それ以外何があるっていうの、自分。
変な方向に行きそうな考えを首を振って消すと、椅子に
座ってココアを飲んだ。
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橘花(プロフ) - こんばんは。更新ありがとうございます♪主人公ちゃんの過去が紐解けそうな展開になってきてわくわくします。二宮さん、気持ち押さえて大野さんに会いに行くのすてき。。主人公ちゃんらくになれますように。。 (2018年7月5日 20時) (
レス) id: c285604a1b (このIDを非表示/違反報告)
ななか - 久しぶりの投稿とても嬉しいです！！頑張ってください！ (2017年12月25日 20時) (レス) id: 08d8ceba3c (このIDを非表示/違反報告)
ななか - こんにちは！楽しく読ませていただきました！二宮担なので幸せでした！好きだなと思った作品はメモに残しているのですが読み終わった瞬間即メモしちゃいました！season3も楽しみに待ってます！ (2017年11月30日 7時) (レス) id: 08d8ceba3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nanasm08291 | 作成日時：2017年11月13日 19時
