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【 A サイド 】
「................」
「................」
お互い黙ったまま、智くんのお家へ向かう、
二宮さんの車の中。
二宮さんはただ黙ったまま、前を見て運転する。
私はただ、俯くしかできなかった。
どう思っただろう。さっきの私の姿を。
...情けない。私はいつまで、過去に囚われているんだろう。
だけど、焼き付いて消えない。
『ーーあんたは一生、罪を背負っていくのよ』
『ーーーこの、人殺しっ...！！！』
「っ.......」
思い出すと、また体が震え始める。
「A」
拳をぎゅっと握りしめた時、車が止まってて
二宮さんが私に声をかける。
ゆっくり二宮さんを見ると、私を見て寂しげな顔をしていた。
「...お前なんて顔してんの」
「...ごめんなさい」
「謝って欲しいんじゃなくてさ、......ほら、着いたよ。おいで」
どうやら智くんの家に着いたみたいで、
また私の手を引いて歩き出した二宮さんに
おとなしくついていく。
そして二宮さんがインターホンを押す。
「........はい？」
眠そうな声の智くん。
「大野さん？俺。飲みに来た」
「ん？あニノ？いらっしゃーい今あける」
そう言って少し経ったら開いたドア。
智くんがでてきて、私と目が合うと
「A」
名前を呼ばれたかと思えば智くんが駆け寄ってきて、抱きしめられた。
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橘花(プロフ) - こんばんは。更新ありがとうございます♪主人公ちゃんの過去が紐解けそうな展開になってきてわくわくします。二宮さん、気持ち押さえて大野さんに会いに行くのすてき。。主人公ちゃんらくになれますように。。 (2018年7月5日 20時) (
レス) id: c285604a1b (このIDを非表示/違反報告)
ななか - 久しぶりの投稿とても嬉しいです！！頑張ってください！ (2017年12月25日 20時) (レス) id: 08d8ceba3c (このIDを非表示/違反報告)
ななか - こんにちは！楽しく読ませていただきました！二宮担なので幸せでした！好きだなと思った作品はメモに残しているのですが読み終わった瞬間即メモしちゃいました！season3も楽しみに待ってます！ (2017年11月30日 7時) (レス) id: 08d8ceba3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nanasm08291 | 作成日時：2017年11月13日 19時
