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「おい、A？」
「っ...........」
Aは、俺の声が聞こえていないのか
唇を震わせ、ただ怯えていた。
火事の話しになった途端に、こいつの様子はおかしくなった。
火事に、なにかある...？
とりあえず今はマネージャーさんの言う通りにうごかなきゃいけない。
「A」
Aの手をとると、ビクッとしてからやっと俺に気づいた。
「ここいると危ないから、行こう」
「っ、はい...」
「...A、体調悪そうだから二宮くん。申し訳ないんだけど送ってあげてくれない？
私これからまだ事務所に用があるの」
「あ、わかりました。ちゃんと送ります。...行こ」
マネージャーさんの言葉に頷いて、俺はAの手を引いて歩き出した。
「二宮さん、衣装とメイク.....」
駐車場まで来たところで、ようやく口を開いた。
あ、そういえばすっかり忘れてた。
この格好じゃ目立つけど、車乗るだけだし大丈夫だよな。
「...よし、じゃあこっから近い大野さん家行きますか」
「智くん？」
「そ。...今調子が悪いお前に、1番必要な人でしょ？」
これは俺の憶測だけど、お前がそんな風になる理由を明確に知る人物は、大野さんだけ。
それはもちろん、こいつと大野さんが、強いなにかで結ばれた関係だから。
だったら俺は、奥底に引っかかる気持ちを抑えて、大野さんにAを渡す。
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橘花(プロフ) - こんばんは。更新ありがとうございます♪主人公ちゃんの過去が紐解けそうな展開になってきてわくわくします。二宮さん、気持ち押さえて大野さんに会いに行くのすてき。。主人公ちゃんらくになれますように。。 (2018年7月5日 20時) (
レス) id: c285604a1b (このIDを非表示/違反報告)
ななか - 久しぶりの投稿とても嬉しいです！！頑張ってください！ (2017年12月25日 20時) (レス) id: 08d8ceba3c (このIDを非表示/違反報告)
ななか - こんにちは！楽しく読ませていただきました！二宮担なので幸せでした！好きだなと思った作品はメモに残しているのですが読み終わった瞬間即メモしちゃいました！season3も楽しみに待ってます！ (2017年11月30日 7時) (レス) id: 08d8ceba3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nanasm08291 | 作成日時：2017年11月13日 19時
