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ut「久しぶりの再会なのにAちゃんそっけなくなーい？僕悲しい〜…」
抱きしめる力を更に強めてくる大先生。まじ苦しいから辞めて欲しい。
『…………まじで苦しいから離れて。』
静かにそう言うと、大先生は渋々離れてくれた。
離れてくれた後、大先生は当たり前のように俺の隣へと座り突然こんな事を言い出した。
ut「もしさ、Aちゃんの知りたいこと僕が全部知ってる言うたらどうする？」
『俺の知りたいこと？』
大先生の言っていることが全く分からなかった。
困惑した表情で大先生を見つめてみると続けてこう言ってきた。
ut「例えば、なんでゾムがトントンとの会話を知ってたんか〜とか、いったいこの電車は何処にたどり着くんかとか…」
『この電車が何処に行くかなんて………そんなの大先生が知ってるわけないでしょ。……あ、ごめ』
あぁ、少しきつい言い方になってしまった。謝らないとな。そう思いごめんと言いかけたときだった。
ut「知ってるよ。この電車が最後どこに行くか。」
真剣な眼差しでそう言ってきた。
『この電車にも終わりはあるんだな。』
真っ先にそれが浮かんだ。ただ当てもなくこの列車に乗っていたがいつかは終わりが来るのだな。と悲しくなった。
ut「そこなん……んまぁそれは置いといて、Aちゃんはもしかして終点まで行くつもりなん？」
『……そりゃあまぁ。どうせなら終点まで行こうとは思ってるけど。』
なにも考えずにそう返す。終点はどんなところなのだろうか。海なのだろうか山なのだろうか予想してみるのも楽しそうだ。
なんてことを一人で考えていると、大先生が淡々俺にこう言い放った。
ut「終点になんか行ったらダメや、絶対に。」
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７７℃(プロフ) - 杏。さん» ありがとうございます！これからもゆっくりですが更新頑張ります！ (8月18日 8時) (
レス) id: d70c103796 (このIDを非表示/違反報告)
杏。(プロフ) - めちゃくちゃ好きです。文字化けや表現も凝ってて凄く素敵な作品だと思います！！更新頑張ってください。 (8月18日 2時) (レス) id: efc02aac0e (このIDを非表示/違反報告)
７７℃(プロフ) - 白米の無い弁当さん» ありがとうございまぁぁす…！まだきちんと決まっていなかったr(((((殴 (6月13日 0時) (レス) id: 089865720f (このIDを非表示/違反報告)
７７℃(プロフ) - モモモさん» わぁぁありがとうございます…！！これからも頑張ります！ (6月13日 0時) (レス) id: 089865720f (このIDを非表示/違反報告)
白米の無い弁当 - なんだこの神作品は……続きが気になるｯｯｯｯ！！夢主ちゃんの過去とはなんだあｯ！！デュエルスタンb((((( (6月12日 23時) (レス) @page8 id: b86b104ca2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：７７℃ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php?mailchkd=1
作成日時：2023年5月11日 0時
