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それから暫くして、列車は最後の目的地である駅にたどり着いた。
はたして終点で俺は下りられるのかな。なんて思いながら俺は列車から降りようとした。
さっきはあんなに頑張っても降りられなかったのに、今回はこうも簡単に降りれたもんだから少し感動すら覚えてしまった。
降りた先はただただ闇が広がっていて、どこに向かえばいいのかなんて全く分からなかった。
とりあえず何か見つかるまで歩いてみることにした。
しばらく歩いてみると、何かを蹴ってしまったような感触があった。
何だろうと拾い上げてみるとそれは指輪のようだった。
真ん中にはアメジストが埋め込まれていてとても綺麗だ。
この指輪を見ていると、どこか懐かしいような不思議な感じがした。
「これ、俺からのプレゼントです。」
………きっとこれは俺にとって大切なものなんだろうな。
これは持って行こう。と指輪をポケットに入れた時だった。
『こっちにおいで』
道の先からそんな声が聞こえた。
…………今の声、俺の声によく似ていたな。
取り敢えず声のする方向へと進んでみることにした。
向かっている最中も、何度も何度も声が聞こえてきて、道を進んでいくごとにその声は段々と近くなってきた。
暫くして、人影が見えてきた。
夢の時と同じように衛兵のような服装の俺………いや、前世の俺がこちらを見つめその場に静かに立っていた。
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７７℃(プロフ) - 杏。さん» ありがとうございます！これからもゆっくりですが更新頑張ります！ (8月18日 8時) (
レス) id: d70c103796 (このIDを非表示/違反報告)
杏。(プロフ) - めちゃくちゃ好きです。文字化けや表現も凝ってて凄く素敵な作品だと思います！！更新頑張ってください。 (8月18日 2時) (レス) id: efc02aac0e (このIDを非表示/違反報告)
７７℃(プロフ) - 白米の無い弁当さん» ありがとうございまぁぁす…！まだきちんと決まっていなかったr(((((殴 (6月13日 0時) (レス) id: 089865720f (このIDを非表示/違反報告)
７７℃(プロフ) - モモモさん» わぁぁありがとうございます…！！これからも頑張ります！ (6月13日 0時) (レス) id: 089865720f (このIDを非表示/違反報告)
白米の無い弁当 - なんだこの神作品は……続きが気になるｯｯｯｯ！！夢主ちゃんの過去とはなんだあｯ！！デュエルスタンb((((( (6月12日 23時) (レス) @page8 id: b86b104ca2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：７７℃ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php?mailchkd=1
作成日時：2023年5月11日 0時
