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18人 ページ18

shp「…さっき、すごい昔にあったことあるって言いましたよね。あれ実は前世の話なんですよ。」


『前世って……んなまさか』


あの時の夢が脳裏によぎった。


つまりあれは前世の一部だったというわけか。なるほど、それなら色々と納得がいく。



shp「本当です。あなたも、俺もコネシマさんも大先生も…この電車であったシャオロンさんもトントンさんもゾムさんも皆、ある国の軍人でした。」



『前世とか、空想みたいな話だ。仮に本当だったしてもどうして君は今世でも俺に干渉しようとしてくるのさ。俺はもう君の知っている俺じゃないだろうに。』




shp「当たり前じゃないすか。俺がAさんのこと好きだからですよ。」


俺のことが好き…?








だからあの時すごく愛おしそうに前世の俺のことを見つめていたんだ。
うれしいな。








しばらく沈黙が続いた後がたんと、音がしたと思えば列車は駅にとまった。
そこは、夢で見たものと同じくらいきれいな花畑だった。




『ショッピくん、最後に一回だけ降りれるか試してみてもいい?』





俺はぱっと立ち上がると彼に手を差し出した。
ショッピくんは俺の手を取ってくれた。




ショッピくんはそのまま列車の外に出た。
俺はそれを確認すると、ぱっと彼の手を離した。



ショッピくんは驚いた顔をしていた、そして俺が何を考えているのか分かったのかもう一度列車に乗ろうとした。


がそれを遮るように列車の扉は閉じていった。




syp「____!」



ショッピくんは扉越しに何かを言っていた。

俺はそれに返答するようにただ一言、こういった。



『またね』

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77℃(プロフ) - 杏。さん» ありがとうございます!これからもゆっくりですが更新頑張ります! (8月18日 8時) (レス) id: d70c103796 (このIDを非表示/違反報告)
杏。(プロフ) - めちゃくちゃ好きです。文字化けや表現も凝ってて凄く素敵な作品だと思います!!更新頑張ってください。 (8月18日 2時) (レス) id: efc02aac0e (このIDを非表示/違反報告)
77℃(プロフ) - 白米の無い弁当さん» ありがとうございまぁぁす…!まだきちんと決まっていなかったr(((((殴 (6月13日 0時) (レス) id: 089865720f (このIDを非表示/違反報告)
77℃(プロフ) - モモモさん» わぁぁありがとうございます…!!これからも頑張ります! (6月13日 0時) (レス) id: 089865720f (このIDを非表示/違反報告)
白米の無い弁当 - なんだこの神作品は……続きが気になるッッッッ!!夢主ちゃんの過去とはなんだあッ!!デュエルスタンb((((( (6月12日 23時) (レス) @page8 id: b86b104ca2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:77℃ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php?mailchkd=1  
作成日時:2023年5月11日 0時

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