転生したら最推しに看病されてしまいました…! ページ8
『38度……………』
五条君と2人で出かけた次の日、俺は熱を出していた。
推し供給が過多なのか、それとも前世の記憶が戻ってきたからなのかは分からない。というかどんな理由であれ熱が出た事実に変わりない。だからどうでもいいと言った方が正しいのかもしれない。
が、そんな俺でも、今悩んでいることがある。
それは今俺の目の前にいる五条君をどうやって帰すのかだ。
五「熱どんくらい?.........だいぶ高いなこれ。飯食える?」
五条くんは任務もほったらかして昨日からずっと付きっきりでそばに居てくれたらしい。
だが、流石にこのまま任務を放ったらかしにして俺の看病なんかしてたら他の人に迷惑がかかってしまうので、どうにかして辞めさせないといけない。
『食欲あるから大丈夫。……それよりも任務行かないとじゃないの?』
それとなく聞いてみると、五条君は得意気に「傑に任せたから大丈夫だろ」と返答した。夏油君本当にごめん。
五「俺の任務の事よりもAは自分の体を心配しろよ。」
五条君は乱暴に俺の頭を撫でてそう言った。軽率にそういう事やられるのほんっっっっっとに心臓に悪いんですって………
あー心臓バクバクいってる
五「…取り敢えず今日は1日俺が看病する。それでいいな?」
流石に連日任務に行かないのはまずいと五条君自身も分かっていたようで、不満げにそう言った。
『あー………まぁそれでいいよ。』
これ以上言ってもどうにもならないと思いそう返した。
俺の心臓持つのかこれ…
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作者名:77℃ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php?mailchkd=1
作成日時:2023年8月11日 22時