短編集 [超能力ファミリーサンダーマン] (ページ1)

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マックスと雑談からの…… ページ1

お昼の時間となった学校では、至るところから笑い声が聞こえてくる。

教室、屋上、中庭やベンチ、木の下。

今回注目するのは、木の下でお昼を食べているこの二人組にしましょう。

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「それでさ、フィービーが驚いちゃって」

「あはは、本当面白いわね。涙が出ちゃう。

「本当、あれは傑作だったよ。」

木の下で、お昼を食べているマックス。

その側にいるのは、マックスが数週間前から想いを寄せているAだ。

二人はすぐ意気投合し、親友のような関係にまでなっていた。

「そういえばさ、マックスは好きな人とかいないの？」

「え、何で？」

「私の友達とかなら、協力できるかなと思って。」

「そうか。でも、好きな人いないからさ。俺。」

「残念…」

(まさか君が好きだなんて言えるわけない！)

「じゃあ、Aは好きな人いないの？」

「私？私はいないよ？」

「そうなんだ。」

少し、良いことを知れたマックスでした。

(俺にもまだチャンスはある！)