【オリポケ小説】アノ頃ノ記憶

巡ル記憶 目覚メタ ココハ...？ ページ8

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目覚めたばかりでぼんやりしている景色。

視力の悪い奴らってメガネかけなかったらこんな感

じなのだろうか？

...って、ちょっとまて！？目が慣れてきたけど、

天井が見えるし横たわっている！？

ベッドにいる！？寝てたのか！？

驚きばかりで、第一声は何を発して良いのか分から

ないまま、１番言いたいことをいった。

私「ここどこ！？」

???「ふえぇぇ！？」

驚いた声が聞こえた。その声はとても可愛い...

うっ...鼻が痛い...ブッチャッ。

???「キャーｯ!!鼻血いいいい!!!泣」

私「とにかくティッシュ！ティッシュペーパー

ﾌﾟﾘｨｽﾞ!!!」

???「ｱｱｯ!?うん、はいっ！」

ふきふき。

ふー。落ち着こう。うん。

???「大丈夫ー？えへへ...」

なぜそこで照れる。私、また鼻血出るよ...？

???「いきなり叫んで鼻血出して、ホントに

元気になったね!!」

ホッとしたよ〜。と、付け足してニコッと、

綺麗な笑顔で笑った。反則だ。可愛い/////

???「あ、そうだった！名前とか...教えて

もらえないかなー？」

まってました！と ばかりに目を輝かせて

近づいて来た。...でも...私にはわからない。

私が誰なのか、ここがどこなのか、

この、近付いてくる奴が誰なのかも。

私「ごめん...私、何も知らないんだ。」

うつむいて、言ってみた。

???「ん〜。記憶喪失...かな。」

記憶喪失...

思い出せない。いままで私は何をして生きて来たの

か。家族などいるのか。友達など...いないのでは

ないかと...

???「でも！安心して！君は、僕が絶対に

守る！どんな時でもずっと一緒だよ！」

..........!!

私「可愛い癖に.....何言ってるのさ...」

そう言いながらたくさんの涙が次々に溢れて落ちて

来る。頬を伝って。

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