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「……プシュケ様ってどんな人なの？」
ソー「ああ…そうだな。
隣の国の王と王妃には3人の娘がいて
その末娘がプシュケ様だった。
あの美しさは…そうだな、言葉では表せないほどだ」
「私がそれに似てるって？馬鹿にしてない？」
ソー「いいや、Aはプシュケ様を超えている。
プシュケ様の美しさを一目見ようと、
たくさんの人々が国にやってきたそうだ。
勿論、俺たちが…ああ、そうだな…
ミッドガルドの人間で言う中学生くらいの時か
父上に連れて行かれて見に行ってたよ」
「それでロキが一目惚れしたって？」
ソー「ああ」
この人馬鹿正直だな……
ソー「でもプシュケ様が美しすぎたせいで、
アフロディーテの嫉妬を買ってしまったんだ」
「それで死んだの？」
ソー「いいや…それでエ 口スという男と恋をしたんだ」
「名前からして下心丸出しそうね」
ソー「A」
「ごめんって…ほら、続きを話して」
ソー「実はソイツの話は詳しく知らないが…」
ならなんでしたの…
ソー「結局色々あって、でもソイツと婚姻したと聞いた」
結局結婚したんかい。
「詳しくないって言ったじゃん」
ソー「そうだ、途中経過は何一つ知らない」
………頭の中もきっと筋肉なんだろうな、この人
「ロキはどうだったの？」
ソー「どうもしない」
「なんで？好きだったんでしょ？」
ソー「いいや…好きだと思っていた。だが…」
何故か私を見下ろしてくるソー
「なに？」
ソー「あの日S.H.I.E.L.D.にいたAを見て、
本当の愛というものが何か理解したと話していた」
「私が？何？」
ソー「プシュケ様に対してはただの憧れだったと…
私が本当に好きだったのはAだと…そう話していた」
わーお。
「いつ話したの？」
ソー「ほら、スタークタワーの外で俺とロキが話していただろ？チタウリが来る前…その時だ」
「いや、覚えてないけど。あの場でそんな話してたの？緊張感の欠片もないんだね、神様って…」
ソー「……まあいい。ただ俺は伝えたかったんだ、
ロキが本当にAを愛していたと」
「……そっか、教えてくれてありがとう」
ソー「…ああ！」
なんだかロキに会いたくなったけど
今会いに行ったら明日任務中に寝ちゃうだろうし…
「ロキ、おやすみ」
一応ロキに挨拶をしてから眠りについた
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饅頭こしあん派(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！続きが気になりすぎる!!頑張ってください！ (2021年1月6日 2時) (
レス) id: a519017102 (このIDを非表示/違反報告)
将蛇(プロフ) - 最高に面白いです。続編楽しみに待ってます！ (2020年2月28日 19時) (レス) id: 0f654716aa (このIDを非表示/違反報告)
岡Ｐ - とても面白いです。早く続きが読みたいです。続編楽しみしています。 (2019年7月14日 2時) (携帯から) (レス) id: 8256504f4a (このIDを非表示/違反報告)
mari - 面白いです！続編楽しみに待ってます！ (2019年7月13日 15時) (レス) id: 7b20b9555d (このIDを非表示/違反報告)
yuzu(プロフ) - 応援してます！！続編楽しみにしてます！！ (2019年6月28日 20時) (レス) id: 92ac07ee55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：n | 作成日時：2018年11月15日 19時
