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「ほら言ったろ? 反撃なんてしなくてもモルジアナがやってくれるって私は信じてたよ、うん」

「過去を改竄しないで下さい。言ってないのです、絶対に言ってないのです!」

 そうこうしている間に、なぜか壁が剥がれ始めた。音を立てて落ちて来る瓦礫を避けながら彼女を見上げる。
 蟻の巣のような砦の中、一番上の通路にモルジアナが立っていた。もちろん海賊達は一人残らず無事ではない。

「全滅です」

 伸びている彼らを地面に捨て置きながら、モルジアナはそう言い放った。
 アラジンたちはだいぶ慣れているので素直に賞賛しているが、白龍は信じられないといったような目で彼女を見ていた。

「白龍、これはむしろ気にしたほうが負けだ。モルジアナはファナリスなんだぞ」

「えっ、でも……えっ?」





 外の声を聞きながら、内部にいた少年達は愛する母に助けを求める。

「『大聖母(オーム・マドーラ)』、助けてください!」

第127夜 氷の槍→←〃



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名無しさん(プロフ) - みぞれ@絵描き同盟さん» ありがとうございます慈悲をありがとうございます 次の説明欄にて書かせて頂きます!!!! (2019年1月15日 16時) (レス) id: 8c887b66b4 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ@絵描き同盟(プロフ) - そろそろ14巻に突入なので質問コーナーに出没してみようかと えっと、琥珀姉さんの設定において企画段階と現在で 何か変更した点はありますか? (2019年1月15日 11時) (レス) id: 9020e988e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無しさん | 作成日時:2019年1月3日 0時

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