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「........じゃあ聞くけど今その子どうしてんの？」
風「え？」
「まさか一緒に出張行ってるんじゃないかって事！」
風「っ、それも絶対に無い！」
「でも昨日ビデオ通話した時、後ろに写ってたホテルの部屋ツインだった！一人なら適当なビジネスホテルのシングルルームで良くない！？」
風「つ、ツインしか空きが無かったのかもしれないじゃないか！」
「........もういい、分かった。何だろうとあんたのせいじゃないし」
一つだけ
モブが絶対に一緒に行っていない事を証明出来る物がある
あの撮られた写真だ
少女とホテルへ行ったのは時間的にも降谷さんが現地にとっくに到着している頃
その時間に東京のホテルで写真が取れるなら一緒に行っているのは不可能
......がしかし、意外と侮れない少女の頭脳なら"時間をずらして別々に行ったのかもしれない"と指摘するだろう
まぁ何より写真自体見せるわけにはいかないが.......
東京駅まで送ってあげる車内
不機嫌極まりない様子の少女に、この後上司からお叱りを受ける覚悟を決め始める
はぁ.......
自分の落ち度だ
モブの事は絶対に少女に知られるなと言われていたのに
気が緩み顔に出してしまった.......
それに加えて写真まで撮られてしまう始末
降谷さんならきっとこんな失態は........
「........あんたがそんな顔してると余計私が悪いみたいになるからやめてくれる？私だって分かってるから、女の子一人どうこうしたからってギャーギャー騒ぐ妻は鬱陶しいって」
風「っ、いや、そんな事は
「でもあんたにはお世話になってるし、いつまでもこうやってギャラ無しでコキ使ってるわけにはいかないから代わりに金髪には黙っててあげる。はい、終わり。じゃあね」
風「あっ、おい！あ.........」
フロントガラスの前を子供を抱えて横断し、駅舎にスタスタと入っていってしまった後ろ姿
......終わった
・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
子「あ！パッパー！」
金髪が改札を通る前に、もうその姿を見つけた透くんは私の腕の中で思い切り小さな手を伸ばしながら身を捩る
一方の金髪もまるで休暇から帰って来たみたいに疲れてなんかなさそうに
降「ただいま」
「..........」
透くんの体重を引き継いで
降「良い子でママとお留守番出来たか？」
子「うん！」
降「それじゃあママはどうだ？」
「........良い子じゃなかったらなんなの」
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Χ(プロフ) - ハッ続きが気になります更新頑張ってください！ (2022年9月14日 21時) (
レス) @page37 id: fd72f115dc (このIDを非表示/違反報告)
Χ(プロフ) - ハッだっ誰ですかッ更新頑張ってください！応援してます。 (2022年9月8日 19時) (レス) @page27 id: fd72f115dc (このIDを非表示/違反報告)
まみ(プロフ) - この作品が今の私の生き甲斐です！めっちゃ好きです♡♡お体に気をつけて頑張ってください!! (2022年7月24日 20時) (レス) id: fb6b6e15ae (このIDを非表示/違反報告)
Ree(プロフ) - もうすぐ終わってしまうんだろうなと思うと寂しい気持ちでいっぱいです！夢主が幸せになってくれて嬉しいです♡もし出来ることなら、降谷さんと夢主のイチャイチャラブラブしてるお話が読めたら最高です！これからも応援してます⭐︎ (2022年7月24日 20時) (レス) id: dbef1d39c6 (このIDを非表示/違反報告)
かるぴん(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！お体に気をつけてください！ (2022年7月12日 21時) (レス) @page5 id: e2b715c702 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∂ | 作成日時：2022年7月9日 21時
