共犯者に恋をしてはいけません7【安室透/降谷零】

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風「いや、何も言われてないが.....どうした？」





なんだなんだ！
バイトってなんだよ！？
金髪って誰だよ！？

このおっさん公安だろ！？
バイトしてんのか！？




「あっそう、じゃあいいけど」




"じゃあいいけど"！！？？
何が良かったんだよ！？

全然分かんねぇよ！怖ぇんだけど！





「あとさ、今度の三者面談」




三者面談んん！？

親か！親なのかこのおっさん！！
こんな歳の娘がいそうには見えなかったけどそういう事か！！





「来てくれるんだよね？来週の木曜日」

風「あぁ.....木曜だったか.....？」

「木曜なら金髪にバレないかもってあんたが言ったんでしょ」




(俺は)言ってねーよ！！
っつーか金髪って誰なんだよ！？




「別に無理なら来なくてもいいけど。先生にはなんとでも言えるし」

風「い、いや、行けないわけじゃないんだが......」

「だけど何」

風「あぁっと.....そうだ！お母さんには相談したか？お母さんなら行けるかもしれないぞ！」

「........へぇ」





......今度は何だよ！？
お母さんが行けたらダメなのか！？

あ.....

まさか離婚......？


俺、やらかしたか......？

いやだって、現場に娘連れて来てるとは思わないだろ.....？

えマジか？？
こんな早くゲームオーバー？？
ちょっ、すっげー手汗が......




「話変わるけどさ、怪盗キッドって中身普通の高校生って聞いた事あるけど本当なの」

風「........」

「あんなセリフよく堂々と言えるよね。自分をどんだけカッコいいと思ってんだろ」

風「.....好きじゃないのか？怪盗キッド......」

「笑っちゃうんだけど、その顔でそれ聞くとか。"赤パンは勝負パンツです"って言ってみてよ。動画撮っといてあげる」




.....おい名探偵！！早く暴いてくれよ！！
カフェの新メニューなんか聞いてる場合じゃねーだろ！！

俺はここだぞ！！

安室って男でも、梓って女でもないぞ！！！

そんで助けてくれ！！！





「あと梓さんナンパしてくれたら金髪には黙っててあげる」

風「.....き、金髪.....？」

「あれだよ、金髪」

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