共犯者に恋をしてはいけません7【安室透/降谷零】

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安「リーダーはエレニカと名乗る女性。顔に火傷の痕が残っている」




メガネはどこをほっつき歩いてんの？
中和剤完成の連絡は30分も前に来たのに




安「プラーミャへの煮え切らない各国警察の対応に苛立ちを募らせた彼らは、報復の為組織を立ち上げたんだ。ただ、いかに民間組織とはいえ、プラーミャにとってはかなり嫌な相手だ。世界中どこまでも追って来て仕事の邪魔をするのだから」




もう爆弾が付けられてから2日近く経ってる
その間何で爆発してないのかも分かってない





安「ビルの爆弾については少し引っかかるんだ。僕なら時限式ではなく無線式を使う。その方が確実だからね」




コナン君達が見たのは時限式......
そんなはっきり分かったって事はタイマーでも付いてたのかも

でもこれには......無い

じゃあ無線式......？

そしたらやっぱり今すぐにでも爆発しちゃうかもしれない
まだ全く尻尾をつかめてない犯人が、何気無くボタンか何か押しちゃうかもしれない
あとは、カバンか何かに入れてて間違って押しちゃう可能性だって
早く.....
早くしないと
もし爆発しちゃっ





「っ、え？」

安「僕の友人が言ってたよ。焦りこそ最大のトラップだって。この程度の危機、君は何度も乗り越えて来たんだろ？」




.....なに？
私に言ってんの？




安「健闘を祈る」





そう受話器が置かれた直後
ガラスの向こう側でエレベーターから降りて来たのは

大きなリュックを背負った、後にも先にも絶対今が一番会いたかったおじさんの姿





降「さて、Aもハロもさすがにここに居るのは飽きて来ただろ？」







・







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蘭「なんだか大変な事になっちゃったね......」

コ「結婚式は村中さんとクリスティーヌさんだけでやるんだって」

蘭「そっか......せっかくの結婚式なのに、可哀想......」




おっちゃんが入院してる......っつーか、もうほとんど寝てるだけの渋谷中央病院

今日は10月31日、ハロウィン

外は仮装したハロウィンを楽しむ人達で溢れかえってる



プラーミャの目的も、正体もまだ.......




蘭「そういえばさ、Aちゃんと連絡が付かないんだけど大丈夫かな......あの佐藤刑事と高木刑事の結婚式.....じゃなかったけど、あの時から返信無いんだよね。電話しても出ないし、園子がポアロに行ってみたら安室さんも居なかったって」

コ「あ"、えっと、旅行に行ったらしいよ！」

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