共犯者に恋をしてはいけません7【安室透/降谷零】

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先「えーっと......」

飛「あ、彼女の親戚の者です。安室透さんは緊急の用事があり、代わりに行って欲しいと頼まれて来ました」

先「そうですか、Aさんの状況に希望進路についてはご存知ですか？」

飛「はい、軽くですが話は聞いています」





元々この日時だって、金髪が自分で希望を出したのに
最近何をそんなに忙しそうにしてるんだか

それをメガネに聞くのも出来たけど、そうやって分かりやすく興味を示すのも嫌だから

まぁ、結果として全てを知ってるメガネが来てくれたのはかえって都合が良かったと思うしかない





先「東都大学を志望されているようですが、こちらご覧のように学部がバラバラなんです。何を学びたいのかなどといったお話は？」

飛「あぁ......そ、そうですね......」




で？

昨日の夜のは何だったわけ？

一瞬だけ帰って来て、
やけに嬉しそうに東京ば◯なだけ渡して、
"今はこれで我慢"ってキ.......


スの感触をスキー場の時とは違って今回はちゃんと覚えてる


......あああああキモいったらキモい！！
キモいの！！
おじさんのくせにさ！！


とか愚痴ってないとやってらんなくて
髪をぐしゃぐしゃにされながら最後言われた言葉とは裏腹に、一睡も出来なかったのがまたイライラする





先「まぁAさんは成績優秀ですから、このまま勉強を続けていけば志望大学への合格はちゃんと叶う目標だと思いますよ」

飛「ありがとうございます」

先「では生活面の方はどうですか？昨年は少しトラブルがあったようですが.......」

飛「そう.....ですね.....ええ、ぐっ！？」

「ありません、問題なんて何も」




上履きの踵で踏ん付けたメガネの足

臭そうとか思ってすぐ離したけど、マジで余計な事言ったら絶対......




ガラガラッ




安「すみません！遅れました！」

「っ！」

風「なっ、あっ......」

先「これはこれは！どうぞおかけ下さい！」





四者面談始まんの？ねえ？



顔......見れないんだけど......

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