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<A side>
23時過ぎ。
ディノとモッパンV LIVEでもしようかと話していると、まずウォヌとジュンが私達の部屋に来て、それから続々とみんなも来たもんだからフルメンバー、つまりぎゅうぎゅう状態。
仲いいなぁ(笑)
撮影用スマホを部屋の隅に置き、全員が画角に入るようセッティング。
機械音痴気味の私が奮闘していると、ウォヌが黙って代わりにやってくれた。
こういうとこ優しい。
DN「じゃあ始めるね〜」
タッパーに入った韓国料理を床に並べてそれを囲むように輪になり、胡坐をかく。
私の両隣りはウォヌとジュンが座って、各自が箸をつけ始めたところでゆる〜く撮影が始まる。
SC「CARAT〜。あんにょんはせよ〜」
JH「あんにょんはせよ〜〜」
HS「もうみんな(※CARAT)入って来たかな?」
JS「もうちょっと待とうかー」
ワイワイとそんな会話をしてるオッパ達。
右隣のウォヌを見れば、なんだかウトウトしてる。
と思ったらコテンと肩に頭を乗せて来て、
WN「だめだ・・・・・眠い・・・・・・」
なんてモゴモゴ言ってる。
お風呂上がりの匂い。
『ウォヌヤー、モッパン始まったよ〜』
WN「ん〜〜・・・・・」
『CARAT達見てるよ〜』
WN「ん〜〜・・・・・」
だめだこれ起きないやつかも。
もう完全に目閉じちゃってるし。
JN「さっきまで一緒に運動してたんだけど、なんか一心不乱に走ってたんだよねウォヌ。その反動で一気に疲れが来たのかもねㅋㅋ」
ぷっと笑って、ジュナが言う。
『あ、そうなんだ』
一心不乱とは・・・・?と首を傾げてると、
JN「よっぽど悔しかったんだと思うんだよね・・・・一緒になれなくてㅋㅋ」
『・・・・?なんの話???』
JN「あは、Aにはわからないか〜」
あ、はぐらかされた。
にこにこ微笑んでるジュナ。
WZ「まぁ、移動日はフツーに疲れるしな」
HS「だね〜」
ドンブリ茶碗にてんこ盛りにした白米を搔っ込んでるジフニに、キムチをむしゃむしゃ頬張るスニョン。
よくわかんないけど、なら寝かせてあげよう。
そう思って、ウォヌの頭が肩から落ちないよう気をつけつつ手から箸を抜き取り、それを使ってご飯を摘まみ始める私。
もう夜遅いから、控えめに食べよーっと。
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作者名:七瀬 | 作成日時:2022年9月11日 15時