55話 ページ5
カラ松sind
同部屋のおじさんから聞いた。
トド松が出○い系にハマってたり、呟きったーに兄に対しての不満をぶつけてたり、ネット使いが荒いとのこと。
全く……情けないなぁ。
うちの末っ子は。
同部屋のおじさんから、トド松の呟きったーアカウントを見せてもらった。
その呟きは偉いことだった。
“上の兄貴と三番目の兄貴が毎日喧嘩していて身も心もボロボロです。昔みたいに仲良くしたいのに三番目の兄貴と四番目の兄貴は話を聞いてくれません。”
とか
“今日も三番目の兄貴から殴られた……。すげぇ痛い。スグ手を出すやつは嫌われると言っただけなのに…。”
とか、あんまり害を与えていそうには見えない呟きばっかりだ。
チョロ松のヤツ…番号付けられたくらいでイライラしてるんじゃないよ。
六つ子でも番号はあるんだから。
番号を付けられた当初はチョロ松と同じように、腹を立たせていた。
次男なんて重い。
ボクにその役目は……。
ネガティブに考えていたけど、おそ松にツートップとして一緒に弟を支えようなと笑顔で言われて、次男になろうと思えた。
まぁ、今は次男なんて名乗れないけど。
おそ松狙っていたモブを殺したなんて、情けなさすぎる。
それだけ長男に依存してたんだな。
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作者名:星野夜空&紅夜の黒猫 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/
作成日時:2020年3月19日 9時