爆豪勝己による、一つ目の質問。 ページ1
.
「……なんで林間合宿ン時、俺を助けに来た？あと聞いたぞ、お前とクソ髪が考えたんだってな」
『え？それ一回目に聞くこと？重くね？』
「答えろ、そして死ね」
『』
紅の瞳を逸らさず、私の瞳の奥を突き刺す様に見つめる爆豪くんに、思わず怯む。
だって答えたら死ぬよ、無理無理怖い
とか言うアホみたいな思考を捨てて、私は、淡々と口を開く。
『う〜ん……。…あ、例えば大切なクラスメイトが拐われて、じっと出来るとでも思う？
私馬鹿だからさ、動く事しか出来なくて。』
「ハッ、よく動いてた割りにきょどりまくりだったけどなァ！」
あからさまにニヤニヤと笑って私を見下す爆豪くんをキッ、と睨めば鼻で笑われた。
勿論、ほとんど動いたのは私だ。緑谷くんの指示に従って、切島くんのアシストだってした。
うん、確かにめっちゃキョドってた。
『…爆豪くんが拐われて、焦ってた。』
『もし爆豪くんが、爆豪くんがって。』
『そう考えると、自分の行動ですら爆豪くんを危険にさらしてるんじゃ無いかって。焦ってた』
「…そうかよ」
お願いします爆豪くん、この重たい空気もろとも爆破して。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 602人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
える。 - 覗いてたみんな………………………………………………………………………………………………乙☆☆☆☆☆☆←推しやファンの方ごめんなさい (2021年8月25日 17時) (
レス) id: 5cf1e8a67b (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - ラストの質問と告白→両想い良かったです(o>ω<o) (2019年3月5日 19時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯弔銀時晋介丁 - 見るの遅くなった。。(〃_ _)σ‖ｶﾞｸｯ めちゃくちゃ甘々じゃないですかやだぁ←リア充なのに許しちゃうじゃないですかやだぁ← 最高っす！かっちゃん可愛す♪後書きで吹いたw←ガチです。(自分もよく腹壊すんでわかります。ファイト！)ﾎﾞｿｯ← (2018年9月5日 3時) (レス) id: 7bc9a154f5 (このIDを非表示/違反報告)
白兎(プロフ) - 後書きが後書きを成してない…だと…！？ (2018年8月29日 13時) (レス) id: 9a0c00953c (このIDを非表示/違反報告)
環(プロフ) - サカイ・H.Sさん» ありがとうございます…！ (2018年8月18日 10時) (レス) id: ad05dfba12 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
