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大倉side
「あ、もしもし？今いい？」
『…うん、大丈夫ーどしたん？』
「あ、寝てた？」
『いや？』
「ほんま？なんか具合悪い？大丈夫なん？」
『ちょっとしんどいだけやし、全然平気。んでどうしたん？』
「なんか前Aの好きなドレッシング売ってたイタリアンのお店きてんねんけど、いる？ていうかまだある？」
『あ、ちょっとみてみる……よいしょっと。がっ』
「大丈夫？」
『うん、ちょっとつまづいただけ。あ、無いわ。欲しいです。』
「今家なん？」
『そうー。』
「今から行ってもいい？」
『え、なんで？ていうか誰かと来てたんちゃうん？』
「もう食べ終わったし今から別れるから。今日ずっと家おる？」
『夜約束あるけど……ていうか今何時？』
「2時。行くで？」
『え、まじで来るの？』
「うん、あ、ごめん今行く。ほんならきるよー？」
『え、ちょっと待っ＿＿』
約束って亮ちゃんのような気する。幼馴染の勘？いやそういうわけじゃないけど。
友「大丈夫？誰か風邪？」
「あーAが具合悪いっぽいしちょっと様子見に行ってくるわ。」
＿＿＿＿＿
『ほんまに来たん。』
おでこに冷えピタ貼って拍子抜けしたみたいな顔して。
「来る言うたやん 笑。入るで？」
『……暇なん？』
「来てやったのになんてこと言うねん。」
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作者名：れさ | 作成日時：2018年9月29日 22時
