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大倉side
あれからAと会う回数が格段に減った。
会おうとしてないからってだけやけど、あっちも会おうとしてないらしい。
最近はいろんな人とご飯に行ってるって話を聞く。
前から仲良かった女優さんとかとも最近はよう遊んでるとか。
俺がおらんくなったら、こんなにいろんな人と遊べたんや。
ちょっと寂しいのは仕方なく認めることにした。
丸「何時間押したん？これ」
安「1時間くらいちゃう？」
村「次仕事もないしよかったわ。」
「おれもこれラストや。」
久しぶりに撮影が押したけど、このあとの予定もないしまあええか。
亮「……あ、もしもし？亮。」
みんな疲れたーとかいって腰掛けてんのに亮ちゃんは電話かけながら急いで楽屋から出てった。
亮「ごめん。」
とだけ言って戻って来て、荷物をさっさと片付けはじめる。
「どうしたん？なんかあったん？」
亮「いや、ご飯約束しててんけど行けんくなってもうたこらさ。」
一瞬目合わせたけどすぐ逸らした。
めっちゃ顔触ってる。
なんか怪しい。なんか隠してんの？
「誰と？」
聞くのんめっちゃ怖い。
亮「A。」
全くこっちめえへんやん。
なんや、女優さんだけやなかったんや。
錦「いや、なんか一緒にドラマ決まったしさ。それでよう行くねん最近は。」
言い訳したんか、知らんけど、最近よう行くって言うのは余計やんか。
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作者名：れさ | 作成日時：2018年9月29日 22時
