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カランカラン音を立てて中に入ると、路地裏の店とは思えないほど小洒落た内装が目に飛び込んできた

「おぉ七瀬の坊主じゃねぇか」

内装とは正反対の厳ついおっさんの姿と共に

ーーーーーーー

「爺さん、いつものちょーだい!」

カウンター越しに注文をする

ちなみにこの酒屋の中にはbarもあり、現在も何人かの客が酒を飲んでいる

「だぁから爺さんじゃねぇって言ってんだろうが!このクソガキ!!」

「いいからいいから、早くちょーだい」

金をカウンターに置きながら急かすと「あ!」と爺さんが呟いた

「おい、七瀬の坊主…お前ぇワインに興味ねぇか?」

あれだ

絶対あれだ

「あーはいはいロマネ・コンティでしょ?いらないよ高いんだもん」
 
しかし路地裏の酒屋の店主がそんなことで引くわけもなくどうにか買わせようと言い寄ってくる

「そんなこといわずによ、お前さん政治家殺ったんだって?誰の指示かは知らねぇけど松山一和って言ったらお偉いさんの1人じゃねぇかよ……かなり入ったんだろ?
今なら4000000のところを3750000でどうだ?」

「買わないって…」

「頼むよ!買える金ぐらい余裕であんだろ?」

「ないわけではないけどさぁ…」

らちが空かないな

この会話の間爺さんの助手さんが瑠璃の頼んだ酒を包んでカウンターの上に置いてくれていた

「ピザにカビが生えちゃうよ!俺帰るね!バイバイ爺さん!」

「おい!待てよ坊主!」

静止の声を背にカウンターの酒をまるでひったくりのような動作でとって再び外に繰り出した

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カメレオン(プロフ) - 派生作品ありがとうございます。とても面白いです続きが気になります……更新頑張って下さい…! (2021年12月31日 13時) (レス) @page1 id: 2d4ca43412 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名::ケイト | 作者ホームページ:無いです  
作成日時:2021年12月31日 13時

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