ナナちゃんの困惑 (ページ20)

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図書室の友ページ20

고 A

図書室は凄く静かだ。
人がいないわけじゃなく、無条件に静かにすべき空間を作り出される図書室だから静かで居心地がいいのだと思う

｢何か、お探しですか？｣

『え、？』

｢あ、急にすみません。パソコンの前にいらっしゃったので…違いましたか？｣

『あぁ、、』

結構最新型の図書室だったんだな。
本探しにはここからと小さくパソコンが置いてあった。
来た事ないから新発見 ㅎ

『図書委員の方？』

｢はい。と言っても、私は係じゃないですけど｣

『本が好きなんだ…』

眼鏡に下を向いているから長い髪で顔を隠して。
自分に似ている。

｢…お探しの時は生徒手帳に書いてある図書室の自分のコードをここに。｣

『生徒手帳…生徒手帳…あ、これ？』

｢はい。っ、え、女の子…？｣

『？？』

生徒手帳の証明写真はまだ髪も長くて、眼鏡で…おぉ、想像以上にそっくりだ。

『はい』

｢男装…好きなんですか？｣

『いや特には…』

｢え？｣

『楽なので。こっちの方が』

これ結構、転校してきた理由でもある

『自由じゃないですか。ここの学校』

｢そうですね｣

『まぁ、中学からこんな感じで、だからこの学校選んだんですけどね』

｢中学から…｣

『まぁ、そんなとこですね。…あそうだ。2年C組コ Aです。よろしく』

スリッパの色から同学年と判断

｢2年A組のユジミンです。金曜は図書委員でその他もここに居ます。｣

⚠︎ジミンちゃん → aespa のカリナちゃんお借り致しました

『なんて呼ぼうかな、、ジミンちゃん？』

｢これからも話してくれるんですか｣

『こちらこそ話してくれますか』

｢是非…｣

『じゃあ、ジミンちゃん ㅎ Aって呼んでください』

｢A…ちゃん？｣

スっと片方の髪を耳にかけて、可愛いんじゃないのこの子…

『わぁ、、ちゃんって久しぶりだ…』

｢え？でも女の子なんじゃ…｣

『いつもは君って呼ばれてるから』

｢A君…？｣

『うん』

おかしい話だよね。知ってて呼んでるんだから、アイドルとかと同じにしてる。

『これからもちゃんって呼んで欲しい』

｢分かりました…｣

『敬語もやめようよ〜、ん〜？』

…ナナの口癖うつってないか？

｢わかっ……りました、、｣

『 ㅋㅋㅋ 』

｢わか……った、、｣

『おぉ ㅎ よろしくジミンちゃん』