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コンサートに行ってから1ヶ月ほどたった、ある日。
いつものようにお仕事していた私のところに彼が来た。
淳「よ！お久しぶりやな〜！」
「あ、こんにちわ！お久しぶりですね！」
重「なぁ、Aちゃん、こないだ横アリいたやろ？｣
え、バレてた？笑笑
淳「え、聞いてへん、しげ？」
重「いや、俺も人違いかと思ったけど、さ？」
「、、、いました。笑｣
重「せやんな！やっぱし！」
めっちゃ目をキラキラさせてぴょんぴょんしてる。
重「しかもさ、俺のうちわ持ってんかった？」
淳「え、まじ？」
重「服装も赤やったよな？」
「いや、あの、わけがありまして、、、」
あからさま淳太さんが気分を損ねてる。
そのわけを説明すると淳太さんは顔を上げて、
淳「ってことは、Aちゃんの意思でしげのうちわ持ってた訳やないんなや？」
「はい、」
重「なーんや、てっきり俺のファンになったかと思ってたのにー。」
淳「しげのファンになんてならんでええねんで？」
重「なんやねんそれ！」
店の前でイチャつき始めたアイドル達。
店長がいたらって考えると、、、
シャッター下ろしたい。
重「せや、Aちゃん、おすすめのおせんべいはどれですか！」
たまにはお客様になってくれるアイドル。
結果、おすすめのおせんべいを2箱、
淳太さんにお支払い頂きました。
淳「なんで俺が払うねん、」
重「ええやん、ええやん、」
淳「お前、あとでシバく。」
重「ひぇーじゅんたくーんこわーい！」
「お店の前でイチャつかないで頂けますかお客様。」
淳「イチャついてるようにみえる？」
「、、、はい。」
重「Aちゃんっておもろいねんな〜、ほな淳太行こ！」
淳「随分勝手やな。ほな、またな。」
重岡さんに置いてかれた淳太さん、優しい笑顔を残して帰ってった。
その後に事件は起きた。
「異動、、ですか、」
上司「そう、随分と急ではあるが、2週間後に鹿児島に異動が決まった。」
「鹿児島、、、」
また随分遠くに。
もうこのメンバーとはお仕事出来ないんだと考えるとあと2週間は、思い出作りだなと悲しくなった。
淳太さんや重岡さんにも最後にご挨拶したいな、。
また2週間以内に来てくれるかな？
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作者名：まり | 作成日時：2018年10月25日 22時
