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重岡さんに元気づけられたおかげで
毎日が充実してた。
ありがとう、お節介さん！
ってメッセージ送ると、
しげやかましわ!
と笑笑
それ以来、特に連絡はしてなくて、
気づけば1年くらいがたった。
東京に行きたいなと思っていたが、なかなかまとまった休みが取れず、結局行けなかった。
そんなある日。
上司「おつかれさまです〜、あ、佐藤さん、ちょっといいかな？」
滅多に顔出さない上司がいらっしゃった。
なにかやらかしたと思い、緊張感の中上司のあとを着いて行った。
本社につき、課長室へ。
課長「おつかれさん〜、」
「おつかれさまです。」
課長「仕事の方はどうだ？」
「はい、順調です。新入社員もいい子ですし。」
課長「そうか、じゃあ、任せられるな。」
課長「こんど、東京の二子玉に、新店舗をだすんだが、、そこの店舗責任者として、、、どうだ？」
「、、、店舗責任者、ですか、」
課長「もう、任せてもいい頃だと思うのだが。
無理にとは言わないが、考えてくれ。」
「、、はい、、ありがとうございます。」
「失礼いたします。」
、、、、バタン。(ドアの音)
その後、店舗に戻ったら今日は上がりでいいとの事だったので、
ほぼ無心のまま帰宅した。
「店舗責任者、、か〜。」
しかも二子玉とは。
店舗責任者初心者として二子玉か〜。
すごい使命感。
前いた店舗の店長さんに久しぶりに電話して相談してみた。
店「うん、いいんじゃない？佐藤なら、できる。」
「でも、二子玉ですよー？」
店「佐藤、この銀座の売店でのあなたを知ってる私が言うんだから、大丈夫、自信もって。
私だって最初は不安しかなかったよ、けど、今もそうだけど他のテナントさんの方や館の人に助けて貰いながらやってんだから。」
そうか。最初から完璧なんて、無理か。
「店長、ありがとうございます。やってみます。」
店「その調子よ〜！また会えるなんて嬉しいわ〜！詳しく決まったらまた教えてね！」
店長、感謝しきれません。
私は人に恵まれてる。ありがたき幸せを噛み締め、
課長に電話して、
やってみたいです。
と伝えた。
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作者名：まり | 作成日時：2018年10月25日 22時
