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重「いきなりいなくなるなんて、寂しいやん。Aちゃん。」
「その節は、、、ごめんなさい。
でも、、、、、、私も寂しかったです。」
タイミングが合わなかった、だけ。
重「淳太がな、相当落ち込んでてん。ショックやったやろうな〜って。」
なんで、淳太くんなの？
重「いつ帰ってくるん？」
「それは、、わかりません。
こっち来てまだ半年ですもん。」
重「そっか〜。せやんな。」
「なんであんなに楽しかったタイミングで、
鹿児島に異動になったんだろう。」
つい、思ったことを言ってしまった。
重「なぁ、ぶっちゃけAちゃんは、
どう思う？淳太のこと。どう思ってるん？」
どうって、そんなの片想いのアイドルに過ぎない。
重「あ、わり、答えにくいよな、ごめん。」
「離れて気づいたんだー。こんなにも心の中にいたなんて。
だって、今まで、普通にお友達感覚でいたじゃん。
それなのに、どうして、こんなに苦しいんだろ。」
重「俺は、応援する。」
「え？」
重「俺は、Aちゃんの友達やから、なんでも言って？相談のるし、な？」
「、、、嬉しい、ありがとうございます、」
気づいたら涙が流れてた。
こんなにも優しくしてくれるひとがいるんだと思うと泣けてきた。
重「あ〜〜！泣かんといてや〜！俺が泣かしたみたいになるやん！」
「だってそうじゃん、、！重岡さんに泣かされてたんだし、、！」
「だけどね、重岡さん。私決めたの。」
淳太さんへの恋心は心の内に秘めておくって事を。
重「ほんまにそれでええんか？」
「はい、その方がさっぱりするし、
鹿児島生活もエンジョイできそうなんで。」
重「そっか、Aちゃんが言うならわかった。」
「でも、淳太さんもお友達だから。」
重「あたりめーだ！俺らには固い友情ってのがあんだよ！」
「ださ〜何その喋り方〜笑笑」
重岡さんと喋れて、スッキリした。
最終的には笑わせてくれるし、なんていい人なんだ。
重「結構長居してもうたな、夜も遅くなってきたし帰ろか？」
「はい！」
重岡さんにお家まで送ってもらった。
「ありがとうございました。いつまでこっちいるんですか？」
重「ないしょ〜〜〜じゃあな！」
そう言うと重岡さんはブーンと夜の街に消えてった。
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作者名：まり | 作成日時：2018年10月25日 22時
