【アルスマグナ】それが、ルールだから【悪ノ大罪】 (ページ8)

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物語ノ最初ノ森② ページ8

ともかくエヴィリオス地方という所に来てしまった俺達は何も分からない故、彼女に従うしかなかった
「…それで、俺達はこれからどうしたらいいのですか？」
『この世界で起こった罪の物語を巡るのです』
「ねぇねぇ、罪ってなぁに？」
今まで黙っていたタツキ先輩が口を開いた
『…昔、この森から七つの罪…色欲、悪食、傲慢、嫉妬、怠惰、強欲、そして憤怒、それらが放たれました。それらは何百年にもおよんでさまざまな物語を紡ぎました。
…皆さんにはその罪の物語を巡ってもらうのです』
「…分かりました」
「ちょっ、泉？！」
先生…いや、他のメンバーが不満に思うのも分かる、しかし、俺達はそうするしかないのだ
それを説明すると彼らはもう何も言わなかった
「…で、俺達はどうしたらいいのですか？」
『そうですね…初めは『色情公爵』と後に呼ばれる『色欲』の悪魔との契約者、サテリアジス＝ヴェノマニアの物語を見に行きましょう』
そしてAは刀をそっとなぞった

公爵ノ願イ～『色欲』ヴェノマニア公の狂気～①→←作者より！