【アルスマグナ】それが、ルールだから【悪ノ大罪】 (ページ4)

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日常ノ終焉② ページ4

今日もいつもの通りに時間が過ぎていく
そして放課後もまたいつもの通りダンス部の部室にアルスマグナのメンバーで集まっていた
｢ええっ？！じゃあ奏くんも同じ夢見たの？｣
隣に座っていたタツキ先輩が大袈裟に驚く
そう、今日の話題はもっぱらあの不思議な夢の話だった。
(でもまさかメンバー全員で同じ夢を見るなんて…)
しかもコンスタンティンも含め、だ
｢あ、そういや僕、目が覚めたらこんなものが枕元にあったんですよね〜｣
そう言って朴が取り出したのは札のようなものに巻かれているが、おそらく人形と思われる場合ものだった
｢え、朴もか？｣
｢僕『も』って…アキラ先輩もですか？｣
｢ああ｣
アキラが取り出したのは同じように札のようなものに巻かれたグラスと思われるものだった
他、タツキ先輩は巻かれているためよくわからないが、本人曰く鏡、コンスタンティンは裁縫挾、先生は日本刀のようなものが目覚めた時に枕元にあったと言う
｢泉は？泉は何かあったの？｣
先生に問わられ俺も鞄の中からスプーンを取り出した
｢泉はスプーンか…繋がりが見えないな…｣
確かに日本刀、グラス、鏡、人形、鋏、スプーン、それらに繋がりがあるのかはわからない
考え込んでいたところに“コンコン”と部室の扉を叩く音が聞こえた