【アルスマグナ】それが、ルールだから【悪ノ大罪】 (ページ26)

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緑狩リソシテ惑ワサレル者達～『傲慢』悪ノ娘⑥～ページ26

そして,革命は終わった
今日は王女の処刑の日｡3時、レヴィン大教会の鐘が3回鳴ったとき、王女の首にギロチンが落ちてくるらしい
俺達は処刑が行われるミラネ広場に来ていた
中央の処刑台にはドレスを着た王女の姿があった
｢…とても可愛い娘だね｣
複雑な表情で彼女を見つめながらそう呟くのはタツキ先輩
気がつけば1回目の鐘が鳴ったところだった
民衆の視線が一気に王女に集まる
そして3つ目の鐘が鳴ったとき、王女は笑っていた
笑って…最期にこう言った

｢あら、おやつの時間だわ｣

瞬間王女めがけ落ちてくるギロチンの刃
堪らなくなって他のメンバーの方を見るとタツキ先輩と朴は抱き合って震えていたし先生とアキラも目を逸らしていた
ただAだけはじっとその場所を見つめていた

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