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神ノ双子ト悪食娘〜『悪食』悪食娘コンチータ�ぁ� ページ19
次に気がついたとき、そこはさっきまでいた場所とは違うところにいた
それはどこか現実感のない、夢のようなふわふわした空間だった
『ここならとりあえず安全です』
そうAは言うがいったいここはどこなのだろう
｢ねぇねぇ…ここ、どこなの？｣
同じことを思っていたらしいタツキ先輩がそう尋ねる
『そうですね…時間と時間の間、そう言った方がいいでしょうか』
｢時間と時間の間？｣
『はい。本来ならまだ私達はあの時間にいるべきなんです。でもあのままだと危険だから…』
だからとりあえずの逃げ場としてこの場所を選んだ、ということなのだろうか
『ただ、ここはとても不安定な場所。だからまたコンチータの時間に戻るか、次の…リリアンヌの時間に進むか…早急に決めないといけません』
それは言外に“俺達が決めて”と言っているようで、その雰囲気は他のメンバーも感じているようだった
｢本来まだあの時間にいるべきなら戻るべきでは？｣
とりあえず心に思ったことを聞いてみる
『…ええ、本来なら。ただ無理矢理この空間を開いたため戻ることにさえリスクが伴うんです』
そう言う彼女は本当に困っているようで、俺達は互いに目を合わせ誰からか“進もう”と言い出していた
『…わかりました。では次の時間、傲慢の悪魔と契約した…いえ、されてしまった“悪ノ娘”リリアンヌ＝ルシフェン＝ドートゥリシュの時間へ―』
追憶�□�←神ノ双子ト悪食娘〜『悪食』悪食娘コンチータ��〜
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