【アルスマグナ】それが、ルールだから【悪ノ大罪】 (ページ17)

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神ノ双子ト悪食娘～『悪食』悪食娘コンチータ②～ページ17

｢…そうね｣
再び口を開いたのはやはりアルテだった
｢私とポロはあんたのことは知らない。でも他人の空似ではないわね、あんたは魔女の劣化コピー。…私達と同じね｣
『！…やっぱり流石ですね、“私の子ども達”は』
｢誰があんたの子どもよ。私達が親と呼べるのは1人だけだし、何よりあんたはただの劣化コピー、オリジナルの魔女じゃないわ｣
2人の会話の内容はおよそ理解ができるものではなかった。ただ昨日今日だけで語れるような中ではないことだけが分かった
｢…あのさ｣
ふと今まで黙っていた少年(ポロ？)が口を開いた
｢こいつ、劣化コピーでも魔女になるはずだったんでしょ？ならバニカ様に“食べて”もらったらどうなの？ゲヒヒ｣
｢だからその笑い方やめなさいって言ってるでしょ…まあ、そうね、それもいいかもしれないわね｣
会話の内容は理解できない。ただポロの口から出た“食べて”という単語がやけに現実味があり嫌な予感を感じさせた

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