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日向「洋子さん。A先生はいつも安全運転だから大丈夫だよ。」
あ「日向・・・」
日向「A先生はちゃんと僕と一緒にいる時は大好きなお酒も飲まないって決めてるんだって！」
日向・・・良い事言ってるようで洋子さんにそれは通じないんだよ・・・
「Aさん。他所のお子さんを預かってるんですから。当たり前です。
でも。もう少しゆっくり過ごされても良いのに。」
何だかんだ言っても洋子さんも寂しいんだと思う。
おばあちゃんが亡くなって。
この家が本当に広いと思う様になった。
その家を維持する為に毎日洋子さんはここに来てる。
あ「明日登記が全て終わったら明後日来るから。」
「わかりました。では色々と準備が必要ですね。」
洋子さんの顔がパッと明るくなる。
少しは洋子さん孝行も必要かも。
あ「日向も。明後日はココでゆっくり遊ぼうね。」
日向「うん！」
日向にも沢山見せたい。
私が小さい頃を過ごした場所。
都会では出来ない経験をさせてあげたい。
日向は先に飛び石を字の如く飛びながら門まで行く。
洋子さんが
「Aさんも立派なお母さんですね。」
あ「え？」
「ちゃんと出来てますよ。日向君のお母さん代わり。」
いつか。ここに自分の子供と一緒に来たいと夢見た事があった。
それは叶わないと思ってたけど。
日向が私の夢を叶えてくれた。
夏の暑さは容赦ない。
高く上った太陽が庭の芝生を照り付ける。
その中で日向が
日向「A先生！はーやーくー！」
あ「はーい！直ぐ行く！」
「では。お気を付けて。明後日楽しみにお待ちしてます。」
あ「ありがと！行ってきまーす！」
「行ってらっしゃいませ。」
ここは私が「帰る場所」の1つでもある。
洋子さんがいつでも来て良い様にと守ってくれてる場所。
居心地の良いこの家があるから私は頑張ってきた。
この家を。
この居場所を。
皆を守ってくれる場所にしたい。
辛くなった時。
壊れそうになった時。
逃げ出したくなった時。
自分の中のバランスが崩れそうなとき。
この家に帰るとホッとする。
そんなに家にしたい。
だからこそ。今年の秋はこの家で一緒に過ごしたいなぁ。
なんて思ってた二日前…
何故気が付かなかった？
雅紀―松潤と小旅行行ってくる！
こんなラインを見たのは翌日の夜だった。
To be continued in the next chapter.
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菜菜(プロフ) - けいまろさん» 消しません！パンチ痛い(笑)今回は長丁場です！もう来年までどっぷり浸らせます！会社のPCが活躍できる様に頑張りますｗｗｗ (2019年12月21日 7時) (
レス) id: baa24cd569 (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - sallysally67さん» コメントありがとうございます(^^)穏やかなんですけどねぇ…珍しくこの2人にしては？な展開がすぐそこにw私も心グルグル…でも長丁場ですので楽しみながら描いていきたいと思います！ (2019年12月21日 7時) (レス) id: baa24cd569 (このIDを非表示/違反報告)
けいまろ(プロフ) - 消しちゃだめだよ？パンチするよ？←謎ｗ 唯一どっぷりハマったのがLIFEなんだからぁ。常備薬なんだからぁ。…とｗ ゆっくりで全然OKですので長く長ぁ〜くLIFEの世界見せて下さいませ。 (2019年12月20日 14時) (レス) id: 75f5718b84 (このIDを非表示/違反報告)
sallysally67(プロフ) - はい。しっかりどっしりのLIFE担です。この時の穏やかな2人のまま、穏やかな天気の日に、その日を迎えて欲しいなぁとしみじみ思いました。心グルグルしながら来年まで皆さんと一緒に読ませて頂きたいです。 (2019年12月20日 6時) (レス) id: 0b5f112cc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2019年12月20日 5時
