☆★86 ページ42
全て、まーくんがハジメテなのに・・・
あ「ウザいよね・・・」
直ぐに泣くし。
まだまだ私は子供。
恋愛経験なんて、なかったんだから。
雅「ウザいって、昔は思ってた。」
あ「やっぱり・・・」
雅「でも、Aには思わない。なんかね、めっちゃ嬉しい。」
あ「え？」
顔を上げると、まーくんがフワッと優しい目で見てて。
それにドキドキする。
こんな些細な事でドキドキするとか、、、
私はどれだけこの人が好きなんだろ、、、
雅「沢山我儘言ってもらいたいし。ヤキモチ妬いてもらいたいし。それに、、、すんっげー独り占めしたいもん。」
あ「独り占めって。他にいないから、十分独り占めしてるじゃん。」
雅「フフ。ぜーんぶ俺がハジメテだしね。」
あ「・・・なんか、その言い方やだぁ。」
雅「本当の事でしょ。でも、、、」
まーくんは私の首筋をスッと撫でると、そのまま浴衣の袷まで指を滑らせる。
その仕草が妙にセクシーで、
それまでそんな事思いもしてなかったのに、子宮の奥がキュンとしてくる。
雅「色気出し過ぎ。」
一瞬で空気が変わる。
一瞬で、目つきが変わる。
あ「ッ、、、ふ、」
汗掻いてるのに。
お風呂まだ入ってないのに。
気が付くと、浴衣は開けてて、
帯もぐしゃぐしゃ。
直接触れられる場所が敏感に反応する。
ハジメテの時は痛かっただけなのに、
あっと言う間に私の体はまーくんによって変わってしまった。
雅「すご。」
あ「ッ、あ」
ポタリと雫が落ちてくる。
視界に入ったお腹の傷をスッと指先で撫でると、
雅「ッ、それ、ダメだっ、て」
あ「ひゃ！」
奥にずんっとする感覚に声が抑えられない。
おかしくなりそうな程、乱してくる。
雅「俺だけしか見ないで。」
首筋にチリっとする痛みが走った。
それと同時に、好き過ぎてどうしようもない気持ちが溢れてくる。
私しか知らないまーくんがここにいる。
私だけ。
そう思ってた。
だから、あの日、私は耐えられなくて、そこから逃げ出す事しか考えられなくなった。
物理的距離が遠くなれば楽になる。
そう思ってたのに・・・
・
side MASAKI
自分の選択が間違ってた？
なんて気付いた時には遅い。
何度も何度もそれを考えて、
もう、良いや！どーにでもなるでしょ！
なんて放棄したのがいつだったっけ？
あ「リゾートホテルって、ただでさえ景観良く見せる為に窓も大きいのに。ここ、眩しすぎる。」
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菜菜(プロフ) - ともさん» おはようございます！今回は何故か会話が浮かぶんです(実は初めてw) ミステリアスなお話しですが、実は、今回は色々いつもと違う感じを取り入れました(笑) 毎日暑いですね(--;)ともさんも熱中症にはお気を付け下さいませ！ (2019年8月7日 7時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - 神無月さん» おはようございます(^^)漸くコチラに来れました(夏休みで甥姪が来てた(--;)) 越えてますか？今回どのキャラクターも濃すぎて扱いが大変ですwww毎日暑いですね。神無月さんも、お身体ご自愛下さい(^^) (2019年8月7日 7時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - あっちゃんさん» おはようございます。返信遅くなりすみません！暑いですよね(--;) そちらも暑いんですね。日本で涼しい場所が浮かびません。。。あっちゃんさんも水分しっかり取ってお身体ご自愛下さい。更新頑張ります！ (2019年8月7日 7時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんちは！やっぱり菜菜ちゃんの描く世界は面白い♪会話のテンポと良いお話にミステリアス的な？この先も楽しみに待ってまーす(*^^*) (2019年8月6日 11時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
神無月(プロフ) - お久しぶりです。何となくこの先の展開を予想するのに、軽く想像を超えてくれるので、もう楽しみでしょうがないです♪でも毎日暑いから体調に気をつけてくださいね！ (2019年8月3日 23時) (レス) id: 554c0a0abd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2019年8月1日 3時
