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でもさ、いざ弾いてみると・・・
―♪！！
あ「わぁ！あー！やっぱり弾けなくなってる！」
雅「てかさ、その曲弾くのいつ振りなの？」
あ「17年振り？」
うん。
その曲さ、俺もAが弾いてるのは昔ビデオでしか見た事がない。
それくらい、弾いてない曲だってのはわかる。
だって、昔はピアノ弾いてる姿なんて、滅多に見る事なかったんだよ？
それが今では、ピアノの先生してるから、Aがピアノを弾いてる姿は日常になってはいるけど・・・
雅「覚え直しだね。」
あ「えー、まー君と一緒にいないでよ！」
なんていつも通り文句言ってたけど・・・
てか！
覚え直しも相当だからね！！
それにね・・・
雅「俺、その曲弾いてるの聴いた事ない。」
あ「昔ビデオで見たでしょ？」
雅「そうじゃなくて、ちゃんと生で聴きたいの！」
だってそうじゃん！
松潤ばっかズルいじゃん！
でもさ、それから、毎日毎日、時間が出来たら練習してんの。
スッゲー必死になってて。
だから、聞いてみたら、
あ「この曲ね、私の原点。」
雅「原点？」
あ「うん。ピアノを始めるきっかけになった曲。おじいちゃんが弾いてたの。」
Aにとってこの曲は、
一番Aの事を理解してくれた、じいちゃんとばあちゃんとの思い出の曲だった。
・
曲が終ると同時に、パチパチと拍手の音が聞こえる。
それに一礼をしてカウンターへと来ると、
あ「どう？上手くなった？」
雅「うん。ちゃんと弾けてたよ。」
さっきまで、真剣に弾いてた姿とは打って変わって、
今はニコニコ顔。
上手く披露できた事が相当嬉しいみたい。
まぁ、そりゃ家でずっと練習してたの知ってるし。
今日だって、初めて披露するって聞いてたから、俺も久し振りにバーに来たんだけど。
あ「やった！じゃぁ、ご褒美。」
雅「はいはい。あ、さっき言ってたの、作って？」
カウンターの中にいるバーテンに声を掛けると、
「かしこまりました」
ご褒美って何の事かわかるよね？
もう、言わなくてもわかるでしょ！！
田中「お前、ココに何しに来てんだよ。」
あ「え？好きな事しに来てる。」
田中「ウチのバーはお前の娯楽の場か！？」
あ「強ち間違いじゃないね。」
うん。
間違いじゃない・・・
大好きなピアノと、大好きな酒があるんだもん。
田中「なぁ？相葉さんよ？」
雅「なに？」
田中「コイツ、コレで良いの？」
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菜菜(プロフ) - おにおろしさん» ありがとうございます(^^) 他のお話もですが最近色々あり更新がなかなか出来ず申し訳なく感じてます。でも少しずつではありますが描いてますので更新の際はまた読んで頂くと嬉しく思います(^^) (2019年10月22日 12時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
おにおろし(プロフ) - 完結お疲れ様でした。離れた時もあったけど、やっぱり2人は一緒に歩んでいかなくちゃ！菜菜さん ゆっくりでもいいからこれからも書き続けて下さい。菜菜さんが書いた小説は読んでいて情景が浮かんできます 菜菜さんゆっくりでいいからこれからも書き続けて下さい！ (2019年10月21日 10時) (レス) id: 11865e54e6 (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - sallysally67さん» 完結までありがとうございます。撒き散らしました(笑)本当の事は私達にはわからないけれど、でも、願望ですよね。彼らが幸せでるなら、私達も幸せだと思いたい。サードまでは時間が必要ですが、アレもコレも描かなきゃ！状態ですので、これからもよろしくお願いします (2019年6月8日 7時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - ともさん» 完結までありがとうございます(^^) 色んな事があって、それを乗り越えて来たからこそ、今の2人になったんだと思って、私の願望を詰め込みました！サードまでは少し時間が必要ですが、これからも、よろしくお願いします。 (2019年6月8日 7時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
sallysally67(プロフ) - 完結更新、ありがとうございます。あれもこれも気になるーっ！！みんなに我慢をさせてるのが我々なんだろうなぁと思えて切ないけど、2人の絆を菜菜さんが書いてくれるから希望が持てる。メンバーそれぞれが守るものを、みんなが大切に思えればいいな。サード、楽しみ。 (2019年6月7日 21時) (レス) id: 1b779fcbe6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2019年5月21日 9時
