Past of scar 【MA】 (ページ36)

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でもね、超無防備なのはこの頃から変わってなくて、

この頃は、普通に丈の短い短パンとか履いてるし、肩が出てる服とかね？着てたり。

泊まる時は俺のTシャツとか貸してあげたりするんだけど、細いから、首元から鎖骨が見えてて・・・

しかもこのコ、寝るときくっついてくんの！！

今もだけど、当時は、俺のマサキくんをどーにかする気！？って・・・

後、初めて知った、風呂上りの破壊力！

色が白いから、ほっぺがほんのり赤くて、唇も赤くなってて、でさ、髪も上に上げてるから、白い項が見えてて・・・

俺の理性、いつ崩壊するんだろ？

って、頭ん中でいつも戦ってた。

雅「もう！髪乾かさなきゃ！風邪引くよ？ちょっと待ってて！」

あ「夏だから風邪ひかないもん。」

ドライヤーを持ってきて、Aの髪を乾かす。

文句言われても、いつの間にか、俺が乾かしてあげるのが当たり前みたいになってた。

乾かし終わって、そのまま後ろからギュっと抱きついてやると

あ「暑いー！」

ってまた文句言ってるけど、嬉しそうな顔してるし、そのままテレビ見たり、ゲームしたりして、

俺より小さい身体を腕の中に閉じ込めたまま寝るのが一番よく寝れた。

色んなAを知っていく。

朝は、俺の方が仕事もあるし、早く起きるんだけど、Aは朝が弱い。

携帯のアラームどんだけセットしてんの？ってくらい鳴ってるんだけど、中々起きない。

雅「あさだよー！」

あ「・・・う・・ん・・・」

いやね、可愛いんだよ？俺にギュってしがみついててさ、もうね、そのまま一緒に寝ちゃいたいくらい！

なんだけど、さすがに仕事行かないわけにもいかないからさ、

雅「もう、A、おきなきゃ。」

って、ちょっと揺すってあげると、

あ「起き・・・る・・・」

雅「・・・」

こういう時は

チュッ

軽くキスして、おでことおでこつけたら、パチっと目が開いて、

雅「おはよ。このまま襲うけどいいの？」

あ「フフフ、ダメ。」

そう言って、俺が起き上がると、両手伸ばしてくるから、そのまま抱き上げて、ギュってすると、耳もとで、

あ「おはよ。」

って、朝から耳を刺激される。

なんかね、悪くない。

むしろ、Aがいると楽しくって、疲れててもさ、今から来てもいい？って電話があると、それだけで元気になってた。