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side you
ジメジメする梅雨は嫌い。
髪の毛纏まんないし。
片頭痛とかするし。
女子の日なんて本当に最悪以外の何者でもない。
洗濯物だって乾き難くて、本当に良い事なんてない！
あ「あー！やっと止んだ！！」
ベランダに出て、そう叫んだ時、隣から、
雅「声大きいって！」
隣の部屋のベランダと仕切ってある板越しに聞こえた声。
柵に乗り出して、声のした方を見ると、
相葉さんが、煙草片手にビール飲みながら、
雅『危なくない？』
あ「大丈夫！ココ、3階だから、落ちても骨折くらいで終わる！」
そこまで体を乗り出してる訳じゃない。
上半身だけ。
煙草吸ってる姿とか、ビール片手にしてる姿とか、
そんな相葉さんを見た事なかった私には、なんだか大人に見えた。
別にね、私だって、ハタチになったんだから、お酒くらい飲める。
とは言っても、まだ慣れてなかった頃・・・
お兄ちゃんも煙草吸うけど、相葉さんも吸うんだぁ。
なんて思った。
雅『3階でも、打ちどころ悪かったら、本当に危険なんだよ？』
私は、いつも子ども扱い。
それがなんだか悔しい。
だけど、7つも下の友達の妹なんて、
子供に見えても仕方ない。
あ「相葉さんって、煙草吸うんだ。」
雅『ダメ？』
あ「ダメじゃないけど、体には良くないって言うでしょ？」
あの頃は、体にも良くないし、自分は吸う事はないって思ってた。
ビールだって、美味しいなんて思う事もなかった。
雅『わかっちゃいるけど、辞められないんだよねー。』
なんて笑いながら言ってた。
あ「じゃぁ、禁煙すれば良いのに。」
雅『簡単に出来るなら、とっくに辞めてますー。』
手に持ってる缶ビールを、グビっと一気に飲み干す。
その時に、喉元に出る喉仏が、色っぽくて。
更に、口の端から流れたビールをグイっと手の甲で拭う仕草は、
男を意識するには十分だった。
ドクンドクンドクン
自分の心臓が煩い。
わかってる。
この人に好意を抱いたとしても、
私の手には入らない。
相葉さんといると、ドキドキして、
嬉しくて、
仕方なかった。
隣に住んでるってだけで、大学の帰りに会うと、いつも一緒に帰れた。
隣に並んで歩くけど、手なんて繋いでなかった頃。
私の事を、何とも思ってない事くらいわかってた。
それでも「友達の妹」って理由で近くにいられるのなら、
それだけで良いと思う事にした。
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菜菜(プロフ) - ちーさん» お読み頂きありがとうございます。パート�彊聞澆魯侫薀粟瀋蠅砲覆蠅泙后�私の作品一覧からお入り下さい。またパート3までの公開になっており 今後の更新は未定となります。ご了承ください。 (2020年9月29日 17時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - smrtyさん» 長くなった為ボードにて返信しております。コメントありがとうございました (2020年9月29日 17時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - はじめまして。LIFEとこちらと読ませて頂きました。なんだか切なくてもどかしくて、とても続きが気になります。あるのでしたら教えて頂きたいです。いつも楽しく読ませて頂いてます。ありがとうございます。 (2020年9月29日 14時) (レス) id: 0f4ab6faba (このIDを非表示/違反報告)
smrty(プロフ) - はじめまして。菜菜さんの作品が一番好きでなんども読み返しています！LIFE好きすぎます。そしてこちらに出会いましたが�供↓靴呂覆い里任靴腓Δ�？�犬魯僖浩瀋蠅任垢�解除予定はありますでしょうか？とても毎作品楽しみにしています。 (2019年10月26日 16時) (レス) id: 83ea391cec (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - ともさん» 簡単な事を敢えて難しく考えてしまうのが大人ですが、、、ともさん、今回鋭いwww仕組みがバレやしないかと冷や冷やですwww (2019年2月24日 1時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2019年2月7日 23時
