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せめて、車まで行ってから脱げば良かった。
足、砂の上に思いっきり着いちゃったから、靴の中の砂が余計に入って来た・・・
雅「うわッ！！砂入った！」
あ『ちょっと！重いって！』
雅「コケるじゃん！肩くらい貸してよ！」
あ『ここで脱ぐから余計に入るんだって！』
下らない事を思い出して、
そうだよ。
もう、支えてくれるAはいないんだよ。
どんだけ凭れてたかわかんないくらい。
いつも、俺の事見てくれてたのに。
些細なやり取りですら、思い出として残ってる。
この海に来ると、Aと過ごした時間の全てがある様な。
そんな気になってしまう。
車まで戻ると、風を遮っただけで、その温かさにホッとした。
それと同時に、張り詰めていた物がゆるんだのか、
体の奥底からこみ上げてくる。
雅「ッ・・・」
感傷に浸りに来たわけじゃないのに。
泣きたくて来た訳じゃないのに。
雅「バカみてー・・・」
支えてくれてた。
それをわかってた。
俺は、Aからの好意を、利用した・・・
だけど、
本当に、大切だって気付いたのは、
アメリカに行くって決めた後だった・・・
・
あ「相葉先生、サボりも程々にって言われませんでした？」
雅「ん〜、でも、眠いし〜。」
ニノの研究室は俺の絶好のサボり場になってる。
というか、翔ちゃんもだけど、あんまりサボり過ぎると怒られちゃうからさ。
んで、翔ちゃんは、今日から出張！！
俺自由！！
気が付いたら、季節は梅雨になってた。
あれから、Aとは何の進展もなし。
というか、進展させる気もない・・・
でも、家がお隣同士だと、朝会ったりする。
そういう時は、
雅「乗ってく？」
あ「わーい！助かる〜！」
って、無邪気に笑ってて。
助手席に乗ってるの見ると、なんか、嬉しくて。
そーいや、2人でこうやって色んなとこ行ったなぁ。
っての思い出したり・・・
まぁ、思い出すだけに留めてるけど・・・
和「A、コーヒー。」
あ「はぁい。」
さっきまで、講義に行ってたニノが戻ってきた。
席に着くなり、スマホ取り出して、
相変わらずの、ゲーム。
雅「そのゲームさ、今レベルどんくらいなの？」
和「あー、教えない。」
雅「いーじゃん‼ケチー！」
この部屋で、まったり過ごすのが俺のサボり方。
毎日ニノと下らない事言い合いながら、過ごしてる時間の方が多い。
暫くすると、研究室中にコーヒーのいい匂いが充満する。
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菜菜(プロフ) - ちーさん» お読み頂きありがとうございます。パート�彊聞澆魯侫薀粟瀋蠅砲覆蠅泙后�私の作品一覧からお入り下さい。またパート3までの公開になっており 今後の更新は未定となります。ご了承ください。 (2020年9月29日 17時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - smrtyさん» 長くなった為ボードにて返信しております。コメントありがとうございました (2020年9月29日 17時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - はじめまして。LIFEとこちらと読ませて頂きました。なんだか切なくてもどかしくて、とても続きが気になります。あるのでしたら教えて頂きたいです。いつも楽しく読ませて頂いてます。ありがとうございます。 (2020年9月29日 14時) (レス) id: 0f4ab6faba (このIDを非表示/違反報告)
smrty(プロフ) - はじめまして。菜菜さんの作品が一番好きでなんども読み返しています！LIFE好きすぎます。そしてこちらに出会いましたが�供↓靴呂覆い里任靴腓Δ�？�犬魯僖浩瀋蠅任垢�解除予定はありますでしょうか？とても毎作品楽しみにしています。 (2019年10月26日 16時) (レス) id: 83ea391cec (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - ともさん» 簡単な事を敢えて難しく考えてしまうのが大人ですが、、、ともさん、今回鋭いwww仕組みがバレやしないかと冷や冷やですwww (2019年2月24日 1時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2019年2月7日 23時
