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あ「・・・まー君、英語読めたの？」
雅「あのさ、知ってると思うけど、海外周ってた時期あるからね。」
あ「いや、だって、英語圏じゃなかったじゃない。」
雅「英語圏じゃなくても、これくらいわかるの！」
本当、失礼だなぁ。
でも、Aは、
あ「本当に、それだけで良いの？」
雅「良いよ。これだけで、十分なの！」
ギュッと抱きしめる。もう、逃げないでよ。
お願いだから、最後まで、俺の側で笑っててよ。
雅「だから、離婚は絶対にしない！わかった？」
あ「・・・」
ホント、頑固。
雅「良いよ。Aが離婚って言っても、俺が全拒否するから。」
あ「・・・私、とんでもない人と結婚した？」
雅「今更？」
とんでもない人にさせちゃったのは、Aだよ。
俺ね、結構女の子にはドライだと思ってた。
縋り付くなんてした事もなかった。
Aと付き合うまで、告られんのも、相手から。
別れる時も相手から。
「別れよう」って言われて、「わかった」
なんて事ばっか。
喧嘩しても、相手の子が泣こうが喚こうが知らん顔してた。
だけど、Aには、それまでの恋愛経験なんて、まるで役に立たない。
落とそうと思って色々仕掛けても、落ちない。
もうね、最後は、必死になって、
「俺と付き合って！」
って、懇願する様な告白だった。
喧嘩して、飛び出して、追い掛けるなんて、Aにだけだよ。
特別に甘やかすのも、優しくするのも、
自分から、触れたいって思うのも、Aだけ。
・
あ「お腹空いた〜。」
雅「食べて帰る？」
あ「家が良い・・・けど作るのはキツい。」
もう、辺りは暗くなってる。
あ「スーパー寄って帰ろ！」
雅「ハイハイ。」
あ「どーせ、冷蔵庫の中も空っぽなんでしょ！」
そう言いながら、グイグイ背中を押してくる。
暫く、そのまま歩いてたら、後ろの方にAがいる事に気付いて、
立ち止まった。
ずっと立ちっ放しだから、左脚、痛いのかな・・・
ゆっくり歩いてる。
直ぐにAがいるところに、走って戻る。
雅「ホラ。」
手を差し出すと、
あ「アハ。気付いてくれた。」
にっこり笑って、俺の手を取ると、指を絡めた。
2人でゆっくり歩く。
暗い道でも、遠回りでも、
2人で手繋いで歩いてるなら、
何があっても、大丈夫だって思える。
あ「ありがと。」
小さな声で聞こえた。
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菜菜(プロフ) - ともさん» 私も、ともさんに出会えて本当に良かったと、いつも思ってます(^^)「踏ん張れ」って、目から鱗でした！私もともさんか大好き(ハート) (2018年5月8日 3時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - ともさん» こちらにまで、ありがとうございます！いやぁ、、、ウチの旦那君、大変ですwでも、よく私の事をわかってるなぁ。と思ってしまいましたw (2018年5月8日 3時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 菜菜ちゃん…本当におかえり(*^^*)私には想像すら出来ない事がたくさんあるんだろうな…って思うだけで涙が止まらない(ToT)何だかんだ言っても…まーくんが側に居てくれるから今があるのかな(*^^*)素敵な作品に出会えて…菜菜ちゃんに出逢えて良かった(*≧∀≦*) (2018年5月3日 9時) (レス) id: 3ed79bfe04 (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - あやかさん、お読み頂きありがとうございます(^^) お気持ち伝わりました(^^) このお話しは「嫁」の証言を元に描きましたw今、描かなきゃ!との思いからキーボードを叩きました。私にとって記録の様なお話しです。感動まで頂きありがとうございました。 (2018年3月10日 9時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - すごく感動しました!!!!!!涙があふれてあふれて...とぉっても感動しました!!!!!!文章じゃ伝わらないかもなんですけど本当に感動です！永久保存ものです！この作品に巡りあえて奇跡です！ありがとうございます！長文失礼しました(笑) (2018年3月9日 12時) (レス) id: 4295209bde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2018年2月17日 5時
