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子供って、そーゆー事しないと、出来ないじゃん。
ボロボロに泣いてるAを抱き寄せる。
そっと、頭を撫でながら、
雅「Aちゃんは、綺麗だよ。それに、心も全然狭くなんてないよ。」
あ「う、そ、だもん。」
雅「嘘じゃないよ。だって。本当に綺麗だって思うし。もし、心が狭いなら、今ここにAちゃんはいないでしょ？」
Aって、気強いし。結構我が儘。
だけどね、誰よりも優しいって、俺は思ってる。
じゃなかったら、今、一緒になんて、住んでない。
雅「比べないでよ。」
あ「比べてなんかない。ただ、モヤモヤするだけ。」
雅「モヤモヤ？」
あ「直ぐにモヤモヤしちゃう。毎日。あの子にもこうしてたの？とか、一緒に寝てたの？とか。今も、こうして、あの子の事抱きしめてたの？ってモヤモヤ。」
・・・それって、嫉妬ってやつ？
雅「全然、してないよ。」
あ「嘘つき。」
雅「え？」
あ「はぁ。私、あの子と直接話してるんだからね？」
まぁ、そりゃ、そういうのもあったのかもしれないけど・・・
雅「でもさ、好きとか言ったことない。これだけはホント。」
あ「・・・」
雅「今更、信じてなんて言えないけど。でも、Aちゃん以外の人と結婚したいなんて思った事ないし。Aちゃんだから、綺麗だって言うんだし。Aちゃんだから、可愛いって思うの。」
あ「ホント？」
雅「ホント。モヤモヤは解消された？」
あ「少しだけ。また、モヤモヤするかもだけど。」
雅「良いよ。」
あ「え？」
雅「モヤモヤしたら、どんどん言ってよ。ね？」
あ「なんか嬉しそう。」
雅「だって嬉しいもん。」
そりゃ、嬉しいでしょ？
「嫌いじゃない」から、かなり昇格してるんだから。
あ「なんで、こんなにモヤモヤなのよ。」
雅「アハ。気付いてないの？」
あ「何が？」
雅「え？」
あ「だから何が？」
・・・こん時に確信したよね。
Aがスッゲー鈍感だって。
雅「はぁ。もう、俺さ、スッゲー大変な子と結婚しちゃったのかも！」
ギュッと抱きしめる。
あ「ちょ、っと！くるし！」
雅「あ！ごめん！」
あ「少しは力加減考えてよ。はぁ。私の方が大変な人と結婚したって思ってるのに。」
なんて、また文句言われてるけど。
でも、大変だって思うくらいで良いでしょ？
それくらい、重いくらいじゃないと、
Aにはどうも伝わんないみたいだし。
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菜菜(プロフ) - ぴらさん» いつもありがとうございます。私が描いても大丈夫か？というテーマですが、、、ウラはご存知の通り（笑）色々含めてグフグフニマニマ楽しんで下さいませ（笑） (2018年2月2日 23時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
ぴら(プロフ) - 菜菜ちゃん新しいお話ありがとう。夫婦の在り方ね、考えるわぁ。いろいろ含めて楽しみ。 (2018年2月2日 17時) (レス) id: 136dc36140 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2018年2月2日 14時
