confession ★1 ページ21
大ちゃんが出て行った後、
部屋に訪れたのは、沈黙だった。
Aは、何か言いたそうなんだけど、まだ、躊躇ってる。
だけど、もう、黙ってるなんて出来ないと思った。
雅「あのね、俺ね、Aちゃんの事、騙してる。」
あ「え？」
Aが俺に対して、不信感を抱いてるのがわかる。
誤解を解かなきゃ！
って思って、焦っちゃって・・・
雅「あぁ、えっと、そーゆー事じゃない！だって！俺、もう2年間くらい右手が恋人だもん！」
あ「・・・バカ？」
雅「そうじゃなくて！あーもー！！」
もうさ、こういう時って、何て言って良いのかわかんない。
でも、Aも今はベッドに寝てる状態だし、
なんか、話し辛くなって、
雅「ベッド起こしてもいい？」
聞くと、頷いてくれた。
ベッドを起こすと、今度は、俺と目線が同じくらいになる。
Aの左手をギュッと握って、
雅「俺ね、Aちゃんの病気知ってたよ。」
正直に言おう。
もう、疑われたくない。
不信感を抱いて貰いたくない。
嫌われたくない。
あ「チッ・・・誰だよ言ったの。」
って・・・
今、舌打ち聞こえたんだけど・・・
雅「大野先生がね、教えてくれた。」
あ「は？大野先生？」
雅「うん。」
あ「はぁ？守秘義務違反じゃん。」
やっぱり、そこは気にするよね？
俺もスッゲー気にした！
雅「そうなんだけど。5月に、俺さ、一度自宅に帰ったじゃん。覚えてる？」
あ「・・・仕事じゃないのは気付いてた。」
雅「先生と、会ってたの。」
先生から呼び出された事。
そこで、Aの病気の事を説明された事を言った。
あ「最初っから、知ってたの？」
雅「うん。」
Aは、ハァってため息。
まぁ、本人、俺に隠してたつもりだったしね。
あ「じゃぁ、なんで、あの時、家に戻ったの？」
雅「帰る前に、どーしても顔見たくなっちゃった。アハ。」
あ「なに、それ。」
唇を噛んで、ちょっと涙目。
なんで涙目になんの？
あ「一度二階に行ったよね？」
雅「だって！寝てると思ってたんだもん！」
あ「昼間っから寝てたら夜眠れなくなるでしょ！」
雅「だってさぁ、Aちゃん前はよく寝てたじゃん。」
そう言うと、少し罰が悪そうな顔をする。
雅「俺ね、そん時に思った。」
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菜菜(プロフ) - ぴらさん» いつもありがとうございます。私が描いても大丈夫か？というテーマですが、、、ウラはご存知の通り（笑）色々含めてグフグフニマニマ楽しんで下さいませ（笑） (2018年2月2日 23時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
ぴら(プロフ) - 菜菜ちゃん新しいお話ありがとう。夫婦の在り方ね、考えるわぁ。いろいろ含めて楽しみ。 (2018年2月2日 17時) (レス) id: 136dc36140 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2018年2月2日 14時
