あ、可愛い ページ7
さすがに、目の前にいるってのもあってさ。
雅「大丈夫ですか？」
近くに寄って、一緒に散乱した物を拾って上げると、
「すみません！」
って言いながら、鞄の中身を拾い上げていて。
一応、全て拾い上げた所で、
パッと上げた顔と目が合った。
その時に、ニコっと笑って、
「アハ。もう、ドジですよね〜。でも、助かりました！ありがとうございます！」
あ、可愛い。
その顔にさ、ちょっと、
ほんのちょっとだけね、
ドキドキした。
一目惚れってまではないんだけど・・・
可愛いなって、思った。
「あの、時間、大丈夫ですか？」
雅「え？あ！あぁ！！」
腕の時計を見ると、8時を過ぎていて、
ヤバい！！
遅刻する！！
雅「あ、大丈夫？あの、怪我してないの？」
「大丈夫です。本当にありがとうございました！」
立ち上がって、お辞儀をする姿勢は綺麗で、
本当は、もう少し、話したいなぁ・・・
とかも思ったけど、遅刻する！
ってのが先にきちゃって・・・
雅「大丈夫なら良かった。あ！じゃぁ、ごめんね。もう、俺行くね！」
ダッシュでその場を後にした。
正直ね、名刺でも渡せば良かった。
とか、色々考えちゃったけど、でも、あの駅なら。
きっと会社も近いよね？
もしかしたら、また、会えるかもしれないよね？
なんて思いもしたけど・・・
まぁ、この辺、オフィス街で。
どんだけの企業があるんだよ！って話で。
更には、あの駅だけで、どんだけの人が使うんだよ！って話なわけで。
もう、会う事ないのかもしんない・・・
なんて思ってたんだ。
・
雅「は？アシスタント？」
和「そう。ずっとさ、人事に掛け合ってたじゃない？それを、大野さんのとこの派遣会社に依頼したんだよ。」
余りに忙し過ぎて、忘れてた。
それくらい、自分が回らなくなってきてるって証拠で・・・
和「ほら、そしたら、資料印刷なんて事も、アシスタントにやらせればいいわけなんだし。」
それは、わかるけど。
雅「でも、社外の人間でしょ？正直、面倒じゃない？」
そこだよね。
結局さ、1から教えなきゃなんない。
それが面倒。
だったら、研修受けてる新入社員から1人付けてもらう方がマシなんだけど・・・
和「あぁ、今年の新入社員はダメ。使えねー。」
所謂、外れ年だったみたい。
はぁ・・・
和「まぁ、大野さんとこだし。ちゃんとウチの会社の事も勉強してくるみたいだから。大丈夫でしょ。」
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菜菜(プロフ) - とわさん» させてしまい、申し訳なく感じております。暫くは、自分の在り方、発信する側として、私自身がどうしたいのかを、もう一度考えでみます。嫌な役回りをさせてしまいごめんなさい。そして、本当にありがとうございます。 (2017年11月17日 21時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - とわさん» 与えて頂いた、とわさん、本当にありがとうございます。そして、悩ませてしまいごめんなさい。彼女にもその旨の謝罪の言葉を送りました。自分自身の浅はかさ、未熟さ、発信する側として、もっと気を使うべしでした。そして彼女のファンの方にも、不快な思いを→ (2017年11月17日 21時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - とわさん» わざわざ、ありがとうございます。今朝彼女とやり取りをしました。逆に黙っていてごめんなさいと謝られてしまい、私自身の未熟さに気付かされました。教えて頂かなければわかりません。何も知らないまま過ごすよりも、きちんと自分を見つめ直すきっかけを→ (2017年11月17日 21時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
とわ(プロフ) - コメントさせていただきました。これ以上、菜菜さんも、彼女も外野からのたくさんの言葉で傷ついて欲しくなかったのです。お節介だとはわかってます。どうかお許しください (2017年11月17日 20時) (レス) id: 218147ba55 (このIDを非表示/違反報告)
とわ(プロフ) - 菜菜さんもよくご存じの方だと思います。彼女の作品はもちろんですが、読者の多くが彼女の生き方に魅了されるんだと思います。あのような方なのでいらっしゃるので、何も触れないでいらっしゃいますが、辛いのではないかと思い、ぶしつけがましいですが→ (2017年11月17日 20時) (レス) id: 218147ba55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2017年10月27日 11時
