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Aが仕事に復帰した。
そこで、初めて知ったのは、Aの仕事へのストイックさと・・・
今は、繁忙期だからか、ギチギチとも言えるスケジュール。
しかも、オフっていうオフがねぇ・・・
更に・・・
コイツ、朝が極端に弱い。
休職中の1ヶ月間では気付かなかった事。
俺も大概朝は弱い。
でも、Aほどじゃない！！
潤「A？アラーム鳴ってっけど？」
A「・・・ん、知ってる・・・」
イヤイヤ、知ってるも何も・・・
あのさ、1分間鳴り続けて、スヌーズ機能で5分置き。
更に、10分毎に設定してある・・・
要は、ずっと鳴りっぱなし・・・
しかも、最大音量で。
コレで起きねーって！！
どんだけだよ！！
潤「A？あのさ、うるせーんだけど？」
A「・・・後5分・・・」
潤「あのさ！A？」
A「zzz・・・」
なかなか目が開かない・・・
コレ、どーやって起こしてたの？
正直、コイツの扱い方をまーに聞きたいくらい、
時々本気で困る時がある。
でも・・・
潤「口半分開いてっし。」
低血圧なのか、朝は特に色が白いAは、紅い唇が余計目立つ。
その唇に、そっと指を添えると、
A「・・・だ、メ」
その瞬間だった。
Aの目元から、ツーっと涙が流れた。
A「まー・・・く・・・」
こういう時に、気付くんだ。
あぁ、そっかって。
俺って、「代わり」だったって。
ズキズキする胸ん中を無視して、
指で唇をもう一度なぞると、
A「・・・ん・・え？」
思いっきり、眉間に皺寄せて、パチっと目を開く。
A「あ・・・潤、君？」
開いた目には、涙が溜まってて、
A「え？あ、え？なんで？」
潤「嫌な夢でも見た？」
なるべく、優しく。
じゃねーと、まだ、混乱してっから。
Aは、体を起こすと、座った状態のまま、
A「わかんない。でも、なんか、ヤダ・・・」
潤「ん？」
A「なんか、わかんないけど、幸せだった。でもヤダった。」
まだ、寝起きで上手く頭が回ってねーのか、カタコトになってるけど・・・
こんな朝を、Aは何度も1人で迎えて来たんだ。
あの、幸せそうに笑ってた頃を夢で見て、
1人で、何度も泣きながら目を覚ましてた。
また、胸ん中がズキズキする。
「代わり」なはずなのに、「代わり」じゃ嫌だと。
あの時、蓋をしたはずの気持ちが、一気に溢れそうになる。
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菜菜(プロフ) - ぴらさん» やさ潤www確かにそうだ！いや、私も、やさ潤に腑抜け←葉担w (2017年9月19日 18時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
ぴら(プロフ) - うーん楽しい。本当に優しい。なんでこんなにいいんだ！やさ潤。まさに私腑抜け状態。 (2017年9月19日 10時) (レス) id: 136dc36140 (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - ともさん» ともさんッ！待ってました！その言葉ッ！じゃなかったら、あんだけ長いLIFE描いた意味が、、、ないwwwでも、ジェントルJを堪能して下さいッ！ (2017年9月15日 15時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 菜菜さんこんにちは。私はやっぱりまーくんと笑いあってる方が好き(>_<) (2017年9月15日 14時) (レス) id: b4753fc97a (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - maiさん» maiさん、やっぱり切ないですよね、、、先がわかるからこその切なさッ！色のイメージは青い鳥さんへ東京タワーの画像を上げてます。主人公ちゃんと潤君が見た景色や色が伝わってると嬉しいです。切ないけど、どこか温かくも感じる色合いが私は好きです(^^) (2017年9月14日 13時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2017年8月27日 14時
