☆35 ページ36
菜々「別に〜？久しぶりに派手にしたくなっただけ。」
その日は、菜々ちゃんが、ずっと私の為にDVDを流し続けてくれた。
やっぱり、智君最高！！
なんて言うと、
菜々「え〜！？ニノじゃない？」
あ「ずっと思ってたんだけど、ニノと友達でしょ？でも、ファンってどーゆー感じなの？」
コレ、ずっと疑問だったんだけど・・・
菜々「う〜ん・・・ニノと初めて喋った時って、まー君の友達って感覚だったからじゃない？確かに、ステージの上ではキラキラ感半端ないけど、普段はアレじゃない。」
まぁ、言ってる意味がわからないでもない。
ニノの普段って、芸能人だとか、アイドルだとか感じない。
あ「じゃぁ、まー君は？変わるの？」
菜々「多少は変わるけど・・・でも嘘が付けない人だから。まぁ、お陰で、今となっては1人ですが？」
あ「だったら、通院なんてしないでしょ。」
菜々「気持ちが付いていけてないのかもね。嘘が付けないって、こう言う人気商売に取っては辛いんだよ。」
こんなに理解してる人が側にいたのに・・・
なんで、気付かなかったの？
そう話しながら、私はDVD。
菜々ちゃんは、ダイニングでPCとノートを広げていて、傍に、缶ビールがあるのが気にはなるけど・・・
あ「仕事？」
菜々「勉強！！私、今時珍しく高卒ですから。何かしら資格取っとかないとね。将来何が起こるかなんてわからないでしょ。」
「看護師」って言う国家資格のある私に取っては未知の世界で、
しかも、景気なんて関係なく、看護師はどこも不足しているから、仕事なんて、どこに行ってもある。
1人で生きていくには、良い資格なのかもしれない。
あ「なんか、大変そうだね。」
菜々「そうかな？見えるだけでそうでもないよ？大人になって勉強がこんなに楽しいなんて思わなかったし。」
そう言ってる菜々ちゃんは、本当に楽しそうで、
私も、何かしらやってみたいなって思った。
確かに、「看護師」って良いけど・・・
色々勉強はしておかないといけないし。
医療は日々進歩してる。
それとも共に、患者さんの、治療に対する考え方も様々になって来た。
その考え方を尊重しなければならない。
自分の最後を決めるのは、自分なんだ。
医者じゃない。
ふと、ある事が頭に浮かんだ。
あ「ねぇ？ちょっとPC貸して。」
看護師って資格だけじゃダメ。
ちゃんと、意思を持って働きたい。
どーせだったら、患者さんの事をちゃんと考えた場所で。
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菜菜(プロフ) - りささん» コメントありがとうございます。今、修正してます(^^) 明日辺りに出せたらと思ってますパス解除しましたら、よろしくお願いします。 (2019年4月11日 14時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - おススメからで初めせて読ませて頂きました。あっと言う間に読めて、でも続きはパスがかかってるのですね。また早くパス解除されるの楽しみに待ってます！ (2019年4月8日 18時) (レス) id: 32078895fe (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - sallysally67さん» この2人は良くも悪くも「普通」の感覚を持ってる人達。ただ、「普通」が故に、私自身が描いていて「普通って何？」となってしまいます(汗) でも主人公ちゃんに1番共感出来るのもダーリンじゃないかなぁ？と。 (2019年1月25日 11時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
sallysally67(プロフ) - このシリーズの中で一番好きなカップルです。私が翔担だからかな？でも他のカップルは気持ちをグルグルに揺さぶられるので、ある意味真っ直ぐに入ってくるこの二人のお話が好きです。詳しく読めるのが楽しみです。 (2019年1月24日 16時) (レス) id: be938c074a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2017年1月22日 4時
