出会いは突然に...？

どうすればいいの？ ページ14

慧side

「そろそろ寝るか」

「そーだね」

「みんなで一緒に寝るか？」

「いい！！」

そう言ったのは涼介だった

「「「え？」」」

「一緒に、寝たら…余計に寂しくなっちゃうじゃん！！…(涙)」

「「「涼介…」」」

「うっ…」

ドタドタっ バタン

涼介が泣きながら自分の部屋に行った

「涼介につらい思いさせちゃったわね…」

「慧、涼介を頼むな…」

「うん、言われなくてもそうするつもり！」

「ハハっありがとな！」

「慧もお兄ちゃんだからって無理しすぎないでね」

「うん！そんな心配しないでも大丈夫。わかってるよ〜」

「慧はほんと語尾がよく伸びるなww」

「俺の取り柄だからね！」

「「アハハ」」

「じゃー俺、部屋そろそろ行くね！涼介も心配だし」

「うん。頼んだわよ」

「おう！！」

「「慧、おやすみ」」

「おやすみ、父さん！母さん！」

バタン

母side

「はぁー…これが家族全員の最後の夜ね」

「そーだな…これで最後だもんな…もう会う事はないのか…ハァー」

「ハァー…もっと一緒に暮らしたかった…もっと一緒に居たかった…(涙)」

「そうだな…うっ…(涙)」

この後、2人で今まで以上に泣いた

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す